中古住宅

中古一戸建てという選択。セキスイハイム施工の注文住宅を安価に購入できた理由

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新築ではなく中古一戸建てを選んだ理由

一戸建てマイホームを手に入れようと計画して、いろいろと動いていた我が家ですが、実は年末に中古住宅を購入していました。大手住宅メーカー(セキスイハイム)施工の庭付き一戸建て住宅を任意売却(売買)にてお得に手に入れたのです。

出会いは突然に。見ておくもんだねスーモとアットホーム

僕は地方に住んでおりますので、終の住処として「分譲マンション」は考えられません。住むなら「庭付き一戸建て」。しかも、車がなければ生活できない状況を考えると、将来子供も車を乗ることを考え、4台は駐車スペースがあるのが理想です。

 

一戸建て建設を考え始めた頃は、新築・中古の両方を視野に入れていました。スーモやらアットホームで土地や中古物件を毎日検索しては眺める日々を過ごしていましたが、なかなか良い物件は見つかりません。

僕が物件を探していた地域は、数年前に大型ショッピングセンターが近くに出来たおかげで地価が高騰、もともと選択肢が少ない上にそういう状況なので、手頃な土地など見つかるはずもありません。

 

中古物件は、今、非常に人気で、古い住宅でもリフォーム・リノベーションすることで、十分満足できる家を手に入れることが可能です。
「新築でなければいや!」という特別な想いがなければ、選択肢の中にいれておいた方が間違いないでしょう。

しかし、新築物件であれば、家を建てたいタイミングで自由に好きなものを建てられますが、中古物件の場合、自分が家をほしいと思っている時に、好条件の物件が出てくるとは限りません。
そのため、「良い物件と出会う運」も必要です。論理的ではありませんが、そういうものだと今回実感しました。

任意売却物件に出会うという幸運

めぼしい土地が見つからないため、これは方針転換しようとスーモで中古物件を探しだした直後に、とある一戸建て物件を発見しました。
それは、予算内の中古一戸建て住宅ながら、希望している地域内、広い庭、築10年以内という最低限の条件をクリアしていました。
しかも、坪単価70万円の大手ハウスメーカーが施工した物件ということで、「どうしてこんなに安いんだ!」と叫びたくなるような状況でした。
これは!と思った僕はすぐに仲介する不動産店にメール連絡を入れました。
翌日、早速電話がかかってきまして、「安い理由」を知ることになります。

 

この物件は、要するに「任意売却物件」だったのです。
任意売却とは、簡単に言えば、「ローンが払えなくなってしまった物件を売却する」ということです。
高額な費用をかけて立派な家を建てたけれど、いろいろと事情が変わりローンが支払えなくなった。
そこで家を売ってローン返済に充てようということですね。

さっそく家主さん同伴で物件内覧へ。

僕が見つけた物件はまさに任意売却物件で、12月までに売却できなければ、競売にかけられてしまうとのことでした。
その時点ですでに10月初め。時間はあまりありません。
加えて、僕は2016年内での住宅購入を考えていたので、ローン等、準備はまったくしていません。
とりあえず、物件を見に行こうということで予約をしました。
その物件には、まだ家主の方が住んでいらっしゃいましたので、その方の案内で家の中を見せていただくという、初めての経験です。

 

「自分の家を買いにきた若造に家を案内する」というのはどんな気持ちかしら?やっぱりちょっと不機嫌かしら?と思いつつ、びくびくしながら伺ったのですが、予想に反して家主さんはとってもフレンドリー。

よくよく考えてみれば、本当に困りに困ったあげく家を売る決断をした訳ですから、「家を買ってお金に変えてくれる」買い手は、売り主にとってはありがたい存在なのかも知れません。

築浅のセキスイハイム施工一戸建て

物件は築7年で、さすがセキスイハイム施工だけあってしっかりしています。
建物は39坪の2階建て、ウッドデッキにサンルーム、将来仕切ることができるドアが2枚ついた子供部屋、ウォークインクローゼット、広い庭、収納たっぷりのキッチンに1,25坪のバスルームと至れるつくせりの内容に唖然としました。

 

その夜の緊急家族会議で、その物件を購入することを決定。そこからは、ジェットコースターのような手続きと準備の日々。
とにかく、年内にすべてを終わらせなければなりませんので、忙しい訳です。
買い付け証明書を出し、住宅ローンの借り入れ計画を立てます。
通常は、不動産会社が紹介してくれた銀行のローン窓口や自分で見つけた銀行へローンの申し込みに行くのが既定路線ですが、僕の場合、知り合いに「元銀行マンの住宅ローンコンサルタント」がいたため、彼にすべて一任。ローンの種類の選択から、借り入れ銀行の選定、金利交渉まで、すべてやってもらいました。
もちろん住宅ローンを借りるのは初めてで何も分からない訳ですから、うまくできる保証などありません。だったら、酸いも甘いも知り尽くした専門家に任せてしまった方が、いくらかの手数料を払ったとしても効率的です。

ローンが無事に通り、売買契約へ

ローンの仮審査が無事に通ったら、売り主との売買契約を結びます。
契約書を交わし、これにてまずは一安心。
料金の支払いが終わった段階で、保証会社の抵当権を外し、買い主である僕たちに権利が移ることになります。

それからは、市役所やら法務局やら税務署を回って書類集めの日々です。
住宅を購入するには住所を移す必要がありますので、新住所の記載された住民票やら印鑑証明やら納税証明やらが、やたらたくさん必要になります。
一通数百円しますからね。これも馬鹿になりません。
行ったこともない法務局で見たこともない書類にたどたどしく必要事項を書き込んだりしながら、何とか必要書類をそろえました。

 

それが終わったら、ローンの本審査申し込み。
ローンの借り入れ先に選んだ銀行のローンセンターに赴き、担当者を前に大量の書類に署名捺印していきます。
この辺りでは、すでにローンコンサルタントの知人の根回しが働いていますので、「ようこそおいでくださいました」という雰囲気でした。
もっと、厳しい審査の目にさらされるのかと思いましたが、意外とゆるい感じで滞りなく終了。しかし、やはり「ついにローンという借金に手を出すのだな」という決意の緊張感はあります。

めでたくローンの本審査に通ったと連絡を受けたのが、十二月の第一週辺りでした。
そして、今年も終わろうかという十二月半ばに銀行の応接室にて、購入代金の決済を行いました。
頭金と借入金をあわせた見たこともない大金が、通帳に振り込まれたそばからいろいろな人に振り分けられていきます。
ああ、無情。
そういう訳で、借りたお金は一銭も残らず支払われ、ついに我が家は「夢のマイホーム」という宝物を手に入れたのです。
めでたい。
その約1週間後、引っ越しを終えた売り主から鍵を受け取り、すべてのミッションが終了したのです。
鍵をもらって、初めて家族だけで家の中を見て回った時には、「ああ、これが我が家なのね」と感慨深かったです。

現在、その我が家はクリーニングとプチリフォームの真っ最中。月末には引っ越し予定で、新たな生活が始まります。

中古一戸建て物件を購入するメリット

1.高スペックな物件をリーズナブルな値段で手に入れられる

中古商品全体にいえることですが、中古の場合、元の買い主がかなりこだわって、それなりにお金を使って建てた「良い家」が売りに出されることが多々あります。
つまり、新築では手がでないような設備やスペックを持ったクオリティの高い家をそれなりにリーズナブルな値段で手に入れることができるのです。
もちろん、中古物件ですから、それなりに使用感や痛みなどはありますが、新築物件だって一度住んでしまえばその時点で中古です。しっかりとメンテナンスをして面倒を見てやれば、中古物件でも特に気にはなりません。
最近は中古物件も人気ということで、かなり好条件の築浅物件が出ていますし、リフォームの方法も様々なあるので、中古物件を安く買い、自分仕様にリフォームして住むというのは、大いに「あり」な選択肢だと思います。

2.任意売却物件など、高条件の掘り出し物あり

僕の場合、たまたま任意売却物件という掘り出し物に出会うことが出来ましたが、不動産屋さんに聞くと、そういった「事情のある物件」も最近は多くでているそうです。
ニュースでもやっていましたが、社会情勢の変化によって勤務先の状況が家を買った時とは変わり、ローンが払えなくなってしまうという事例は、結構存在するようです。
そういう事情だと、なんだか人の不幸に付け込むようでイヤですが、小生の経験した事例によると、売り主さんも新しい生活のために「前向きに家を売りたい」と考えていらっしゃったので、双方の思惑がうまく合致して、お互いに「買ってくれてありがとう、売っていただいてありがとうございます」という形で円満に取引することができました。

僕が良い条件の物件に出会ったのは、運が良かったというのが一番の理由ですが、

毎日のようにスーモやらアットホームやらの不動産サイトをのぞいては、情報収集を行っていたことが、結果としては功を奏したということだと思います。

地道な努力が運を引き寄せるということもきっとあるのでしょう。

3.新築一戸建て購入時の煩わしさがない

家を一つ買うというのは、かなり大変なことだと身にしみました。すでに建っている中古住宅を買うだけでこれだけ大変なのだから、新築一戸建てをゼロから購入するとなると、その大変さは想像を絶するものでしょう。
部材一つ、壁紙一つ、間取り、設備、あらゆるものを決めていく手間と時間は相当なもの。注文住宅を購入したある知人によると「あまりにもいろいろなことを考えすぎて、途中からはもうどうでもよくなりかけた」という心境になってしまうこともあるようです。
中古物件であれば、提示された内容を吟味して納得できれば、もうそれを買うしかありません。その意味で、「よけいな悩み事がない」というのは、悪いことではないのだなと思いました。

中古物件のデメリット

1.完璧にすばらしい物件などない

自分が好きなように建築する注文住宅ではなく、他人が建てた家を買うわけですから、当然、胃にそぐわないこともあります。
僕が購入した家の場合、一番の問題は、「屋内で犬を10匹飼っていた」ということでした。
犬が自由に動き回っていたということで、1階はやはり「ほのかな獣の臭い」がします。ドアや壁面の汚れ、ひっかき傷などもありますので、その辺りは妥協した上で、クリーニングやリフォームでリカバリーする必要があります。
ただ、その問題が「家を購入しない理由」になるかというとそうでもなかったので、僕の場合大きな問題にはなりませんでした。

2.家の状況をしっかりと把握できない場合がある

僕の場合は特に短期間ですべての契約を終えなければならなかったので、

物件を見学できたのも2回だけ、詳しい資料などをチェックすることもなく購入を決めました。

中古物件の中には、購入した後に欠陥が見つかったりすることももちろんあるようですので、リスクはあります。

ただ、僕が購入した物件は、全国的に有名なセキスイハイム施工ということもあって、その辺りは割と安心して購入に踏み切ることができました。

これから実際住み始めると、さらに思わぬ問題が噴出するやも知れませんが、それも一つの楽しみとしてマイホームライフをエンジョイしたいと思います。

新築には新築の中古には中古の良さがある

新築の一戸建てと中古の一戸建て。

総合的にどちらがより良いかというと、物件毎に条件が違いますので一概に結論を出すことはできません。

自分の好きなように間取りや使用にして、世界に一つの理想の家を建てることができる新築一戸建ての注文住宅。ですがもちろん、最高に理想の一戸建てを建てようとしたら、かなりの額の予算が必要になるのは明白です。

もちろん、良い家を低価格で提供してくれるローコスト住宅のメーカーもありますので、様々な選択肢の中から最良のものを見つけることが重要です。

対して、中古住宅は所詮他人の家ですが、誰かがこだわりぬいて作り上げた理想の家であることには変わりありません。最大のメリットは「新築一戸建てなら自分たちの予算では到底手の出ないような大手ハウスメーカーが施工したり、様々な豪華な設備がついた家をお手頃な価格で購入することができる」という点でしょう。

車の場合もそうです。

新車でフル装備の車を買うとものすごーく高くなりますが、中古であれば、フルスペックの高級グレード車をリーズナブルプライスで手に入れることができます。

ただ、新築一戸建ては「いつ、こういう家を建てる」と決めればある程度思い通りになりますが、中古一戸建ての場合は、「欲しい家が売りに出ている」必要がありますので、そこにちょうど良く出会えるかは運次第です。

ともかく、夢のマイホームを手に入れる手段は様々ありますので、いろいろな可能性を比較検討した上で、決めるのが良いと思います。

その作業が大変だけど、楽しいんですよね。

 

 

 
 
 

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