中古住宅

一戸建て中古住宅購入の注意点【築7年のセキスイハイム購入の実例】

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一戸建て中古住宅購入の注意点【築7年の中古一戸建てを買った実例】

一戸建てのマイホームを手に入れる方法は大きく分けて二つあります。

一つは、注文住宅や建売住宅など、いわゆる新築住宅を購入する方法。もう一つは、新築で建てられたけれど様々な理由で売りに出された中古住宅を購入する方法です。

かく言う私も、家づくり活動の中で様々なことを経験しつつ、最終的には「中古住宅」に行き着いて、最初の家として選んだタイプです。

私が購入したのは、セキスイハイムが建てた築7年の木造系住宅。

その実体験に基づいて、一戸建ての中古住宅を購入するときの注意点についてまとめてみたいと思います。

新築・中古住宅それぞれのメリット・デメリットを理解して購入を

新築住宅にも中古住宅にもそれぞれの良さやメリットがあり、同時にデメリットがあります。

新築住宅は、それこそ自らの理想とする家を実現するために、自由な家づくりを進めることができます。しかし、すでに建物として成立している住宅を購入する中古住宅では、そういう訳にはいきません。

しかし、自分の理想の家を追求すればするほど、基本的には予算は膨れ上がっていきます。最高にこだわり抜いた住宅は、確かに1000万円台で建てるのは難しいかも知れません。

中古住宅は、あくまでも中古であり、逐年数によっては痛んでいたり、リフォームが必要だったり、時にはちょっと気に入らない部分があったりもするでしょう。ただし、広い土地や太陽光などの設備がついていたり、新築では手に入らないような高いグレードのプランで建てられていたりと、中古であるが故の利点もたくさんあります。

予算内で新車を買おうとすると、オプションなしのスタンダードグレードだけど、中古で買えば、フルオプションの最上位グレードが買えるというのと、考え方は同じです。

一戸建ての中古住宅購入時は「築年数」に注意すべし

新築の一戸建て住宅は、建てた直後から10年くらいの間に、資産価値としては大きく下落していきます。その後、流れは緩やかになり、築15年前後になると安定してきます。

そのため、「資産価値」という観点からすれば、ある程度の低価格に抑えられ、かつ価値が急落する危険性も少ないということで安心感があります。

もし、将来的に売却を行うとしても、損をするリスクは小さく、場合によっては売却益を得ることもできる可能性があるということになります。

しかし、中古住宅とはいえ、新築同様「一生の住処」として考え、購入しようとする人がほとんどでしょう。1000万円を越える買い物をする時に、「将来の売却益」まで考えて行動出来る人は、少ないはずです。

新築一戸建てと中古住宅を比較して、より良い選択として中古住宅を購入するならば、やはり「なるべく逐年数は新しい」方が良いに決まっています。

これは、中古物件がどのようなハウスメーカーによる、どの程度予算をかけて造られた家なのかにもよりますが、築年数が新しい方が、より「今のトレンド」に近く、設備も最新型かつ使用感が少ない状態であることは、間違いないでしょう。

私がセキスイハイムの中古一戸建てを購入した理由

私の場合、購入した中古住宅は築7年。セキスイハイムが手がけた木造系のプランで建てられた注文住宅でした。

我が家がこの「中古住宅を選択した理由」は以下の通りです。

  • 自分たちが希望していた地域に建っていた
  • 140坪という広い敷地がついていた
  • セキスイハイムという大手ハウスメーカーの施工だった
  • ウッドデッキ、サンルーム、将来区分けできる子供部屋、大きな収納など、一戸建て住宅に求めていた機能がほとんど網羅されていた。
  • 専任売買のため、実際の価格よりかなり安価だった

土地が見つからず、新築一戸建て計画がなかなか前に進まなかった我が家にとって、この中古物件を見つけたことは、本当にラッキーなことでした。

この体験で私が思い知ったのは「中古住宅は何より良い物件に出会える運が重要だ」ということです。

新築の一戸建てであれば、いつでも自分の好きな間取り、仕様の理想のマイホームを建てることが可能です。しかし、中古住宅の場合、自分たちが理想としている、購入したいと思っている物件に必ず出会えるとは限りません。

そもそも、そんな物件は世の中に存在していないかも知れないのですが、いくらがんばっても見つからない時は見つからないです。だからこそ、「これなら中古住宅を買いたい!」と思わせてくれる物件にであることは、本当に幸せなことなのだと痛感しています。

中古住宅は、買い替えを想定して設備の状況をしっかりチェックすべし

中古住宅の場合、新築物件とは異なり、住宅や設備事態はこれまで数年〜十数年に渡り使われてきたものですので、多かれ少なかれガタが来ている場合があります。そのあたりの「現在の正しい状態」を売り主や仲介する不動産店にしっかりと確認しておかないと、後から「聞いてないよ〜」というトラブルに発展する場合が多々あります。

売り手としては、やはり「中古住宅のイナスポイント」は出来ればあまり表には出したくないところ。しかし、特に水回りのトラブルなどは、中古住宅にはよくある事例なので、事前に設計図を手に入れて確認するなど、十分な対応が必要でしょう。

すでにリフォーム済みの中古住宅か、自分でリフォームするかでは大きく異なる

中古住宅は、リフォーム済みで販売される場合と、現況のまま渡される場合の2パターンがあります。

リフォーム済み中古住宅は、仲介する不動産会社が中古住宅を購入し、自らリフォームやリノべーションを行って「綺麗になった状態の中古物件」を販売します。当然、価格には「リフォーム代」が上乗せされています。

もう一つは「現況のまま家を引き継ぎ、自分でリフォームする」というパターン。

もちろん、費用はかかりますが、自分の好きなように家を改良することが出来る点は、「プチ注文住宅」のようで楽しい作業です。

僕の場合は、後者でした。

荒れ放題だった庭を自分たちで片づけたり、家の中で借っていた犬のつけた傷を治したり、畳の部屋をフローリングにしたりといったリフォームを行いました。

他にも「ハウスクリーニング」は重要なポイント。「前の持ち主が暮らしていたにおい」というのは、やはり自分たちにとっては異質なにおい。一度、すっきりとフラットな状態にして、自分たちの新生活を始めたいものですね。

このように、中古住宅の場合、一般的な「住宅の購入費用と諸経費」の他に、「リフォーム代」がかかる場合があるので、予算決めの時には注意が必要です。

まとめ:中古住宅は新築一戸建てと比較して、購入を検討する価値有り

まとめ

どうしても「理想のマイホーム」というと、新築一戸建てが欲しくなりますが、物件によっては非常にお得にハイグレードな装備の家が購入できる「中古一戸建て購入」も捨てがたい選択肢です。

私の場合、本当に自分が望んでいた以上の中古住宅に出会えたので、迷わず新築一戸建てから、中古一戸建てに方針を変更することが出来ました。

一戸建て住宅の場合、悩みに悩み、検討を重ねて建てた「完成品」ですが、中古住宅は所詮「人の建てた家」です。しかし、その状態からリフォームや改良、DIYなどを重ねて、ゆっくりと自分たちらしい、自分たちの理想にぴったりな家に「育てていく」という楽しみもあります。

我が家は、今度、ウッドデッキをすっぽりと覆う屋根を取り付けることにしています。

これで、雨を気にしないで済む屋外の洗濯物干場と快適なウッドデッキテラスが出来上がります。この夏は、そのウッドデッキで息子とのんびりプールに入りたいと思っています。

新築購入希望でも中古住宅を調べたり、見学してみると役に立つ

新築一戸建てを建てたいと思っている人も、参考資料として中古住宅を見てみるのは良いと思います。

中古住宅も元々はこだわりの注文住宅だった訳ですから、間取りや設備など、家づくりの参考になることは多々あります。その中で「これなら良いかも」という中古物件に出会えたらめちゃくちゃラッキー!マイホーム候補の一つに入れても良いと思います。

一つ注意したいのは、良い中古物件に出会うと、かなり気持ちが盛り上がって一方的にそちらに想いが傾いてしまうことがあります。しかし、焦りは禁物。ここは一つ冷静に、中古、新築双方の資料をしっかりとそろえて、じっくりと検討した上で最高の選択をしてください。

中古物件に関する資料は、たいていのものは売り主や仲介の代理店がそろえてくれます。新築一戸建ての資料については、インターネットを使ったお得な一括資料請求サービスを活用しましょう。

追伸:「中古住宅+リフォーム・リノベーション」でグレードの高い家を安く手に入れる方法

家を建てる=新築と考えがちですが、方法としては「中古住宅を購入し、リフォームやリノベーションをして住む」ことで、大きくコストダウンしつつ、高級ハウスメーカーのグレードの高い家を手に入れることも可能になります。

東京、神奈川、埼玉、千葉、愛知、大阪、兵庫、京都、奈良にお住まいの方で、「中古住宅+リフォーム・リノベーション」に魅力を感じているなら、パナソニックが運営する不動産ポータルサイト「リアリエ」も検討してみるべきでしょう。

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