ヘーベルハウスで平屋を建てる金額の目安は？【品質も金額も高め】

平屋建てが本当に増えていますね。

コンパクトで暮らしやすい平屋建ては、現代人の生活スタイルに合っているのかもしれません。

人気ハウスメーカー・ヘーベルハウスで平屋を建てたいけれど、金額はどのくらいだろう？と調べている方向けに、情報をまとめました。

ぜひ家づくりの参考にしてください。

今すぐ平屋の間取りを作ってみる！

ヘーベルハウスで平屋を建てる際の金額目安【30坪の場合】

ヘーベルハウスは一流のハウスメーカーで建てる家の品質も高いので、当然、費用も高くなってきます。

平均的な30坪程度の平屋の場合、坪単価はだいたい90〜100万円くらいになるでしょう。

そのため本体価格は2700〜3000万円（税抜）。

税込で2970〜3300万円程度ということになります。

この本体価格に付帯工事費や各種経費が上乗せされることになります。

さらに家を建てる場所をお持ちでない場合は土地の購入費が必要になりますし、庭や駐車場などの外構費も考えておく必要があるでしょう。

【ローコスト住宅】アキュラホームの平屋と金額を比較してみる

ローコスト住宅の人気ハウスメーカー「アキュラホーム」の平屋金額はどのくらいなのか比較をしてみましょう。

アキュラホームの「超空間の平屋」プランを使った場合、

86平方メートル＝約26坪で税抜き1590万円（坪単価61万円）からとなっています。

ヘーベルハウスと比較すると、単純な坪単価の比較で30万円〜／1坪程度の差があります。

ヘーベルハウスの平屋プラン事例

数は少ないのですが、ヘーベルハウスの平屋モデルプランをいくつかご紹介します。

モデルプラン①／自然の恵みを享受する家

【参照】ヘーベルハウスホームページ

延べ床面積33坪の平屋建てプランです。

自然や周囲の環境との調和を重視するヘーベルハウスのコンセプトがよく現れたプランです。

庭に面した大きなテラスに頑丈な構造を活かした大開口の窓。

玄関ポーチも広々としていて、ファミリーに人気のシューズクロークがついています。

玄関に洗面スペースがあるので、帰宅後すぐに手を洗って中に入れます。

玄関からはLDKはもちろん、メインの寝室にも直接アクセス可能です。

窓が大きいので24帖の広いLDKも隅々まで明るくなるでしょう。

モデルプラン②／ちょうどいい距離感の家

【参照】ヘーベルハウスホームページ

延床面積34.58坪のロフトがついた平屋です。

玄関ポーチの奥には土間収納付き、こちらも玄関先に洗面台が設置してあります。

寝室には広々としたウォークインクローゼットがあり、和室もついています。

家族が集まるLDKに面して子ども部屋が2つ隣り合っています。

LDKからは広いウッドデッキに出ることができます。

水回りからの距離も近いので、洗濯物を干したり、アウトドアリビングとして活用したりと、様々な使い方ができるでしょう。

モデルプラン③／家族の成長に応える家

【参照】ヘーベルハウスホームページ

 

延床面積27.28坪の平屋です。

夫婦＋子ども2人を想定した間取りプラン。

子どもたちの成長に合わせて使い方を変えられる間取りで、ライフスタイルの変化に対して柔軟に対応できます。

LDKに面した部分に「BLANK」という空きスペースを用意し、その時々の必要に応じて自由に活用できるように考えられています。

大きめのシューズクロークは子育て世代には必須の設備。

LDKからはウッドデッキと子ども部屋につながります。

モデルプラン④／個の独立性を高めた家

【参照】ヘーベルハウスホームページ

将来、子どもたちが独立した後の夫婦二人暮らしを想定した平屋です。

延床面積は32.04坪です。

中央を走る廊下から全ての部屋にアクセスできるので回遊性が非常に高いです。

夫婦それぞれの書斎スペースとして使える3つの部屋が離れたところにあり、LDKを中心にして、一人の時間も有意義に過ごせるような間取りになっています。

ヘーベルハウス平屋のメリット／金額に見合ったクオリティ

ヘーベルハウスは鉄骨造の頑丈さと独自開発のヘーベル板や断熱材といった機能性の高さが特徴のハウスメーカーです。

初期費用は高めですが、丈夫で長持ち、建築後のメンテナンスの手間は少なく、コストが安くなるというメリットが人気となっています。

構造がしっかりしていますので、大開口の窓をたくさんつけるなど周囲の光や風を取り込んで開放感のある間取りを実現することができます。

一戸建て住宅のクオリティという面では、問題なく「一級品」といえるでしょう。

ヘーベルハウス平屋のデメリット／金額が高くなる可能性あり

ヘーベルハウスは2階建て・3階建てが主流なので、はっきり申し上げて平屋にはあまり力を入れていません。

鉄骨造が基本ですので、元々安定している平屋ではオーバースペックになってしまう可能性も少なくないので、「あえてヘーベルハウスで平屋を建てる」という人も少なくなるのでしょう。

平屋の場合、ある程度プランが決まっている規格住宅は存在せず、完全自由設計の注文住宅となるため、その点でも金額が高くなってしまうというデメリットがあります。

まとめ：ヘーベルハウスの平屋は金額高め／他のハウスメーカーを検討してみるべき

このように、ヘーベルハウスの一戸建て住宅が素晴らしいことには間違いないのですが、「平屋」を建てるとなると話が違ってくるようです。

これだけネガティブな情報があると、さすがにおすすめはできない状況です。

大手ハウスメーカーの中にも平屋建てが得意、実例がたくさんある会社も多いですので、そういったメーカーも検討してみるのが良いでしょう。