そうだ、家を建てよう。
現在、様々な諸事情から賃貸マンションで暮らす小生と愉快な仲間たちだが、来年には一戸建て住宅をそこはかとなく建築し、そこに移住しようと考えている。建築候補地は、群馬県南部か埼玉県北部。
そのためには、家を建てなければならない。借金が焼き肉のホルモンと同じくらい嫌いな小生は、住宅ローンを組み事にツベルクリン注射を明日に控えた小学生くらいに不安感を覚えているが、こればかりは仕方がない。勇気を振り絞って借金し、最高のわが家をつくらねばならない。
そうと決まれば、家を立ててくれる人もしくは会社、つまり「ハウスメーカー」を見つけなければならない。
というわけで、手近なところで、価格的にも機能的にも手頃な家を建てているローコスト系ハウスメーカーの「富士住建」と「横尾材木店」をリサーチしてみた。
富士住建と横尾材木店を選んだ理由は、会社規模・価格の手頃感・ローコスト住宅という魅力
いよいよ重い腰を上げて始まったわが家の家づくり。家を建てる候補地域で土地を探しつつ、肝心なハウスメーカー選びにとりかかる。
出来ればあまりにも大手ではなく、ある程度地元に密着したハウスメーカーが良いので、群馬や埼玉を中心に営業している会社をリサーチする。
そのハウスメーカー選びの条件は
- 大型住宅展示場などに馬鹿でかいモデルハウスを作ってムダな経費を使っていない会社
- 庶民でも手が届くローコスト住宅を作っている
- 施工、アフターフォローがしっかりしている
- 分譲住宅ではなく、指定の土地に建てる半自由設計
と、とりあえずこれくらいか。
マンションの郵便受けには毎日、どこかのハウスメーカーのチラシが入っているが、どれも同じようでいまいち心が踊らない。ローコスト住宅で費用が抑えられるのは良いが、あまりにも安すぎるのも欠陥住宅をつかまされそうで不安である。
様々なリサーチをした結果、候補として浮上したのが完全フル装備の家でおなじみの富士住建。
そして、平屋プランがあることから興味を持った「松崎しげるが推薦する横尾材木店」。
この2ハウスメーカーについて、実際に、ショールームやモデルハウスを訪れてリサーチしてみた。
その詳細なレポートについては、別記事にまとめてあるので、ご覧あれ。
富士住建についてはこちら。
ガチンコレポートその①
横尾材木店についてはこちら。
ガチンコレポートその②
地元の工務店は、ローコストは魅力もアフターフォローに不安
安価に家を建ててくれると言えば、地元の工務店さんが頭に浮かぶ。
大勢の社員を抱えていないだけに、経費も安く済み、予算内で収まる家を建てられそうだが、問題はアフターフォローだ。
家は建てたら終わりではない。建てた家に、少なくとも小生と細君は、そこを「終の棲家」として住み続けるのである。何十年と暮らす家だから、当然、途中で痛みや故障は出てくるだろう。それをしっかりとアフターフォローしてくれることが、安心につながる。
工務店さんの場合、一人親方で、作業は外注さんという場合も少なくない。つまり、その親方が廃業してしまったら、「わが家のアフターフォローはどうするの?」ということになってしまう。
小生の知り合いにも一人親方でハウスメーカーを経営している方がいらっしゃるが「俺がやめたら、家建てた人困っちゃうよね〜」とアフターフォローについては悩んでいるご様子であった。
まとめ:自分の目と足と耳で調べて「最適なパートナー」を見つけるべし
そういう訳で、我々庶民の行き着くところは、それなりの住宅をそれなりの値段で建ててくれる「ローコスト住宅」を扱うハウスメーカーである。
だが、このジャンルがやはりいちばん競争が激しい。まさに群雄割拠で、ライバル乱立、もう何がなんだかよく分からない状況である。
こと「家づくり」に関しては、はっきり言ってネットの情報はいまいち信頼できない。
実際に、そのハウスメーカーで家を建ててる人発の情報であると断定できるものであれば良いが、様々なコメントを見ても、どれを信用して良いのやら分からない。あるサイトでは絶賛されているハウスメーカーが、あるブログでは酷評されていたりする。中にはきっと、ライバル会社があることないこと他ハウスメーカーの悪口を言ったり言わなかったりしているのではないかと、そういう「水面下での匿名性舌戦」が繰り広げられているのではないかと勘ぐってしまう。
21世紀の家づくりは情報戦である。ネットを中心として、様々な家づくり情報、ハウスメーカーの情報を集め、分析し、最適な答えを見つけ出す。
曇りなき眼でハウスメーカーを見定めて、幸せのマイホームをなるべく安く、欠陥などなしに作ってくれるパートナーを見つけるのだ。
ぐわんばれ!皆の衆!