家づくりの悩み

家づくりの進め方をシミュレーション!4つのポイントに絞って対策

 

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家づくりの正しい進め方

結婚した、家族も増えた、そろそろ家が欲しいなあと考えるのは自然な流れです。
家は一生の買い物といいますが、基本的には皆さん、家づくりをするのは初めての経験。最初はわからないことだらけだと思いますが、やっぱり失敗はしたくない。

家づくりを始めようと思うけれど、いったい何からやっていいのか分からない。そこで躓いてしまうと、燃え上がった「家づくりへの情熱」という炎が一気に沈下し、そのままお蔵入りということにもなりかねません。

何事もスタートダッシュが大事です。そのためには、事前に「理想のマイホームを手に入れる」という最終目的=ゴールに向かってどうやって走っていけば良いのかという道筋を知っておくことが重要です。正しい地図をもってさえいれば、その後、深い森の中に迷い込むことなくゴールまでしっかりとたどり着くことができるでしょう。

今回は、「家を建てよう!」と思いたってからの、「失敗しない家づくりの進め方」を具体的な4つのポイントに絞ってシミュレーションしながら考える方法をご紹介します。

絶対に失敗したくない人のための、家づくりの正しい進め方を考えよう!

友人がマイホームを建てた。近所で素敵な一戸建ての建設をやっていた。家が狭くなり暮らしづらいと感じ始めた。など、「家を建てようかな」と思うきっかけは様々だと思います。

「家」というのは、買い物としては非常に価値が高く、「夢を見させてくれるものですし、「家を建てる」ということは、やはり人生においても大きなターニングポイントです。いよいよ家を買うか!と意気込み過ぎて自分を見失わないように、家づくりの流れに沿って「家を建てようと思い立ったら、まず考えるべきこと」を整理しましょう。

家づくりの進め方:4つの必須項目「場所、家のカタチ、間取り、費用」をシミュレーションする

家を買おうと思ったとき、「どんな家がいいかしら?」と妄想・シミュレーションをします。その妄想をしっかりとしたカタチにまとめ、家づくりの方向性を決めるのがこの段階です。

決めるべき項目は以下の4つ。

家づくりで重用となる4つの必須項目
  1. 場所=どの地域に住むかという建築エリア決め
  2. 家のカタチ=平屋なのか2階建てなのかニ世帯住宅なのかという、「建てる家のタイプ」を決める
  3. 間取り=自分たちの暮らし方や家族構成、そして将来の変化も見越した間取りプランの作成
  4. 費用=希望する家はいくらくらいで建つのか、住宅ローンも含めた資金計画

①場所/重要なのは家を建てる地域。生活スタイルを決める土地選び

家を建てるということは、かなりの長い間、その土地に済み続けるということです。地域によって風土や気候が違うのはもちろん、通勤や買い物、学校など生活スタイルを左右する様々な要素が絡んできます。

そういった様々な条件を考慮しつつ「住みたい街や地域」を絞っていきましょう。最寄り駅の位置や道路環境の状態は、通勤・通学に大きく影響しますし、近くにスーパーや病院など生活に必要な施設がしっかりあるかどうかは、その後の生活利便性に大きく関わってきます。

地域によって土地の値段や家の建築費用なども変わってきます。生活の利便性を重視する場合もあるでしょうし、それとは逆に「田舎暮らしをしてみたい」、「都市部へのアクセスは悪くても海の見える家が良い」など便利ではないけれど、「人生を思いっきり楽しめる家をつくりたい」と考える人もいるでしょう。

それも家づくりの醍醐味の1つです。

また、日本には四季があるということも頭の中に入れておく必要があるでしょう。土地によっては季節によって生活スタイルがまったく変わってしまうような場合もあります。

例えば、冬になると大雪が降るとか、夏はおそろしく暑いとか。一度家を建ててしまえば、当然、移動することは困難ですので、「ああ、こんなはずじゃなかったのに」と後悔しないように様々な条件を総合的に考えて、「住みたい地域」を決めていきましょう。

②家のカタチと間取り/家族構成によって決まる家のタイプ。将来の変化も見据えて考える

一戸建て住宅と一言でいっても、その種類は様々です。一般的な2階建て、平屋建て、都心部では狭小地に建つ3階建て、4階建て住宅というのも珍しくありません。

建物タイプ選びのもう一つ大きな要素は「家族構成と将来設計」です。

夫婦のみの2人暮らしなのか、はたまたそこにペットのワンちゃんがいるのか。子どもが何人いるのか、祖父母と同居する可能性があるのか。そういった「その家に何人の人間が住むのか」という家族構成も家のタイプや間取りに大きく影響を与えます。

では、具体的に何をしたらよいかというと、こちら。

1.理想とする建物のタイプを考える

ここでは「一戸建て住宅」を基本に考えていますが、中にはマンションと一戸建てで悩んでいる方もいれば、新築注文住宅か中古住宅かで迷っている方もいるかも知れません。

新築一戸建てといっても、2階建てもあれば平屋もある。コンパクトで暮らしやすさを重視した家もあれば、広々とした開放感をコンセプトにした家もあります。
新築一戸建てでも、0からすべてを決めて作りあげる完全な注文住宅、あらかじめ用意されたプランの中から自由に選べるものを選択していくセミオーダータイプ、すでに建築された住宅を購入する建売タイプなどがあります。

考え始めるときりがないのですが、漠然と「ああ、こんな家に住みたい」というイメージはお持ちだと思います。そこから「これは必ず必要だ」という要素を付け加えていけば、おぼろげながら「私たち家族がイメージする理想の家」が出来上がってくると思います。

今人気のハウスメーカーとその間取りについては、こちらの記事「ハウスメーカーの特徴。工法・間取りで比較するおすすめの家⑧事例に詳しくまとめてありますので、参考にしてください。

2.理想の間取りを考える

間取りは家づくりの工程の中で、最重要とも言える項目の1つです。この間取り設定がうまくいったかどうかで、住心地や満足度が大きく変わってくることは間違いありません。

どんな部屋の配置にするか、どのくらいの広さの部屋にするか。ある程度の「型や基本」は決まっているとしても、自由設計の注文住宅であれば、間取りに関する要望の多くは、希望通りに叶えられると考えて良いでしょう。

もちろん、仕様上の制約や費用の問題もありますから、必ず100%完璧な間取りとはいかないかも知れませんが、出来る限り100%に近づける努力と工夫をすることが家づくりの醍醐味といえるでしょう。

間取りを検討する時に重要なのは、「今と将来」を両方頭に置いて考えることです。例えば、今は夫婦と子ども3人の5人家族なので、小さい部屋をたくさん作ったけれど、子どもが独立したら無駄な部屋数が多すぎて暮らしにくい。なんてことが起こらないようにするということです。

我が家の場合は、現在、2階は12畳の大きめの部屋があり、そこを家族4人(夫婦と兄弟)の寝室にしています。あらかじめ、中央に将来簡単にリフォームをして壁が追加できるような対策がしてあるので、子どもたちが自分たちの部屋を欲しがる年代になったら、さっとリフォームをして部屋を増やせるようになっています。

間取り作りはゾーニングでイメージをふくらませる


建物の敷地内で実際に生活することを想像(妄想)しながら、家具の配置や間取り、動線、生活イメージを紙の上に作っていく作業を「ゾーニング」といいます。
よく、物件のチラシなどに出ている間取りを見ながら「私ならこうするわ!ここがちょっと不便よねー」とあれこれイチャモンを付けてしまうことがあるかと思いますが、要するにそれと同じです。
ゾーニングをすることで、より具体的に間取りや生活空間のイメージをしやすくなりますので、家族でわいわい楽しみながら、やってみるのも良いでしょう。

より本格的に間取りの検討や作成をしたい場合は、間取りの無料作成サービスや、手軽に使えるフリーソフトもたくさん出ているので、使ってみるのも良いかと思います。詳しくは「無料で家の間取り図作成サービス&フリーソフト・CADおすすめ8本」にまとめてありますので、興味のある方は合わせてどうぞ。

「自分で間取りを作るなんて、できっこないわ!えーい、面倒だ!」という方は、おとなしくプロに作ってもらうほうがてっとり速いです。

いますぐ理想のマイホームの間取りを作って、家づくりをガシガシ進めていきたいという方には、この記事をぜひ読んでもらいたい!

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③費用/物件価格はもちろん、諸経費を含めた資金計画をしっかりと

家づくりとなると希望はふくらむばかりですが、当然ながら多額のお金が必要になります。家は一生の買い物と言うように、数千万という金額が行き交う住宅購入は、我々庶民にとっては一世一代の大勝負です。

当然、多くの希望をかなえて理想の住まいを作ろうとするとお金がかかります。用意できるお金と相談をしながら、様々な工夫をしつつ、理想の家を予算内に収める苦労は、家づくりには必ずついて回るものです。

家づくりのためには、「物件や土地を購入する費用」に加えて「その後の生活を維持していく費用」も考える必要があります。とりあえずあるだけのお金を集めて、最大限のローンも組んで、とても立派な家を建てたけれで、生活費が底をついて生きていけなくなってしまったというのでは、笑い話にもなりません。

しかし、実際に、現在の収入をベースとして余裕のないローンを組んでしまった場合などは、景気の低迷、事業の落ち込みなどであてにしていた給与やボーナスが減り、住宅ローンを払えず、家を売らなければならなくなったというケースも少なくありません。いわゆる住宅ローン破産というものです。

家づくりのためには、現在の貯蓄や収入、住宅ローンの支払額、現在払っている賃貸住宅の家賃など、様々なものを考慮しつつ、余裕を持った資金計画が不可欠です。せっかく、生活の拠点であり財産である家を手に入れても、衣食住の基本的生活がままならないのでは意味がありません。

ハウスメーカーで家を建てる一般的な場合の新築住宅建築費用については、こちらの記事「家を建てる費用の内訳を知ると、どこを安くできるかが見えてくる!」にまとめてありますので、合わせてどうぞ。

家族で話し合い、重要ポイントの優先順位を決めておこう

家づくり、家さがしの過程は、とにかく迷うことばかりです。迷いに迷って迷宮の奥底で力尽き、家づくりを失敗しないためにも、「ここだけは譲れない家づくりのポイント」をしっかりと家族で話し合って、優先順位をつけておくことをおすすめします。

例えば、

  • 庭付きの2階建て
  • アイランドキッチン
  • 駐車場2台
  • 広いリビング
  • 子ども部屋2つ
  • ウォークインクロゼット

といったカタチで希望・要望を書き出し、それを「絶対に必要な順」に並べておきます。家づくりや家選びで悩んだ時は、そのリストに応じて選択をしていく。家族・夫婦の間で「共通認識」が出来ていたほうが迷いづらいですし、余計な喧嘩や争いを避けられます。せっかくの家づくりですから、楽しく進めていきましょう。

まとめ:家づくりの進め方は、基本に忠実に行うべし!

まとめ

家づくりの初期は、情熱の炎が燃えたぎっていますので、その勢いにまかせて突き進んでいきましょう。失敗を恐れてはいけません。

一戸建て新築住宅の家づくりの場合、手っ取り早く家を建てるという方法はなかなかありません。少しずつ、確実に必要な項目をクリアしていくのが、理想のマイホームへの近道です。

もう一度復習しておきますが、考えておくべき基本の4つは、

  1. どこに建てるか(土地)
  2. どんな家のカタチにするか
  3. どんな間取りにするか
  4. どのくらいの予算にするか

これです。

では、張り切って家づくりを進めていきましょう!

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家づくりを始めたばかりの頃にやるべきことは「情報収集」です。
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