間取りの工夫

リビング階段の寒さ対策にロールスクリーン【実は我が家はダイニング階段】

 

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リビング階段をやめてよかったと思う理由【我が家はダイニング階段】

2階建ての場合、階段をどこにつけるかというのは、間取りを決める上で大きなポイントの一つです。

その選択肢として必ず出てくるのが「リビング階段」ですが、当然ながらメリット、デメリットがあります。

大きなデメリットは「音と寒さ」の問題。

我が家はロールスクリーンをつけて、解決しました。

1番の問題点は降りてくる冷気と漏れる音

夏場は良いのですが、冬になると二階から冷たく冷え固まった思い冷気が二階のリビングにどどどと流れ込んできます。これがまた寒い。

吹き抜けは、暖房効率や冷房効率が悪くなってしまうというデメリットがあります。

リビング階段の場合、吹き抜けほど冷暖房の効率に影響は与えないと思いますが、伝って降りてくる冷気だけは用心が必要です。

「音と冷気」の解決策として、リビング階段の入り口にドアを付けてしまえば、すべていっぺんに解決するのですが、それだとどうも見栄えがあまりよろしくないという場合が多いようです。

ドアをつけてしまうなら、最初からリビングに階段がなくても良いじゃないかという意見も、ごもっともです。

気になる音の問題【2階でも意外とよく聞こえる】

リビングと二階が階段でつながっていれば、当然、空間もつながっていますので音の振動は伝わります。
つまり、二階で赤ちゃんを寝かしつけている時に、リビングでテレビを見ているとその音は二階にも聞こえる可能性があります。

芸人さんの一発ギャグにお父さんが大笑いしたら、赤ちゃんが大泣きを始めるかもしれません。

もちろん、どういう構造や素材なのかなどによっても、音の聞こえる音量は変わってくるかもしれませんが、実体験として「けっこうよく聞こえる」と思います。

リビング階段なら「必ずリビングを通るから家族の顔が見える!」なんて嘘っぱちです。

リビング階段にすると、必ずリビングを通らないと二階に行けないので、家族の顔がいつもよく見えるんです!

反抗期のお子さんでも、自分の部屋に行くためには絶対にリビングを通らないといけない。これならお母さんも安心ですよね!

というのは、「リビング階段のメリット」としてよく語られるセールストークですが、こんなものは嘘っぱちです。

リビングに階段があるのだから、それは確かにリビングを通らないと二階にはいけません。レンジャーや忍者のように、ベランダにかぎ爪付きのロープをひっかけて登る人がいたら見てみたい。

ですがね、例えばお母さんがリビングで家族の顔を見るということは、お母さんはずーーーっとリビングにいないといけない訳ですよ。

お母さんだって忙しいですよ。洗濯もするし、買い物もするし、パートもあるし。しょっちゅうリビングでテレビ見て、お茶飲んでいられませんよ。

仕事でいつも帰りの遅いお父さんが帰宅する頃には、思春期のお子さん、みーんな部屋に入っちゃってますよ。誰も「おかえりお父さん、お仕事お疲れ様」だなんて言いに降りてきませんよ。

家族団らんでうまくいっている仲良し家族であれば、リビング階段だろうと外階段だろうと、毎日顔を合わせて楽しく生活するでしょう。

リビング階段なら「必ずリビングを通るから家族の顔が見える!」なんていうのは、もはや都市伝説でしかありません。

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【我が家の場合】実は使い勝手が良かったダイニング階段

というわけで、我が家はリビング階段ならぬ「ダイニング階段」を採用しました。

【我が家の場合】実は使い勝手が良かったダイニング階段

リビングとダイニングはひとつながりの「スイートルーム」になっていますが、途中、カーテンで仕切れるようになっています。

リビングとダイニングの間に二階への階段があるイメージ。

左側のドアは、玄関へつながっています。玄関から入ると、「リビングに入るドア」と「ダイニングに入るドア」がある仕様です。ドアが2つあるので、お客様はリビングドアからリビングへ、買い物をした時は商品の入った袋を持ってダイニングドアからダイニングへという使い分けができます。

リビングから階段まで距離がありますし、カーテンで仕切れるので、テレビの音が二階まで漏れることはありません。

冬場はやはり二階から冷気が伝わってはきますが、そこは別途設置のロールカーテンで対処。これを下ろしておくと、冷気も気になりませんし、暖房効率も下がりません。

【我が家の場合】実は使い勝手が良かったダイニング階段

逆に夏は、二階の窓を開けておくことで、一階から二階へと風の流れができ、非常に快適です。

【結論】リビング階段を取り付ける時はよく考えよう。場合によってはダイニング階段もあり

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とはいえ、リビング階段が完全に悪いという訳ではありません。

そのあたりは家の構造や間取りの工夫によって、デメリットをメリットに変えることができるでしょう。

すべては、質の高いハウスメーカーで良い間取りを一緒に考えてくれる担当者に出会えるかどうかだと思います。

LDKの間取りによっては、我が家と同じダイニング階段もおすすめです。

二階とダイニング・キッチンというのは、意外とつながりが深いものです。我が家は、夜間に必要になるような、子ども用の薬や体温計、鼻水吸引器、タオル、氷枕などは、すべて階段を降りてすぐのダイニング収納に常備しておいて、二階から降りたらすぐに品物を持って戻れるような状態にしています。

階段は、間取りを決める上でも重要なポイント。ぜひ、ご家族でよく相談して、最適な間取りを見つけ出してください。

まずは一つ「こんな家がいいかな」という間取りを作ってみることです。それを改良しながら、最高のマイホームにブラッシュアップするのがベストですね。

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