皆さん、家づくり進んでますか?
ネット、スマホ時代の家づくりは、溢れ出る大量の情報の中から「いかに効率的に価値ある情報を手に入れて、家づくりに活かしていけるか」が重要になります。
このコラムでは、「家が欲しいなあと思っている」もしくは「家づくりを始めたばかり」の皆さんが、理想のマイホームを建てるために必ずやるべき、絶対にやっておいて損をしない「5つの手順=ステップ」をまとめたものです。
無駄なことは書きません。
家づくりをしている、したいと思っている皆さんの役に立つ情報だけをまとました。
ぜひ、参考にしていただければ幸いです。
こちらが、このコラムの結論とも言うべき「家が買いたい皆さんがやるべき手順と流れ5つのステップ」です。
では、詳しく見ていきましょう。
ステップ①〜③は、ほぼ同時進行で進めて構いません。
家を買う手順と流れステップ①家を建てる土地を探し始める
一戸建て注文住宅を新築する場合、まず必要なのが家を建てる土地です。
注文住宅は、土地の形や大きさ、方角、環境によって、「どういう間取りで、どのように家を建てるか」が決まってきます。
つまり「どんな土地に建てるかがわからないと、間取りはもちろん、すべての家づくりは進められない」ということです。
タウンライフ家づくりのような間取り作成サービスは、土地が決まっていないうちは利用してはいけません。まずは土地を探し、目星をつけてから活用するようにしましょう。
土地探しは以外に難しく、なかなか理想とする土地にめぐりあうことができない場合が多いです。
土地は、売りに出されていないと当然買うことはできません。
通勤や通学、実家との距離、周囲の状況、雰囲気といった環境面はもちろん、土地の広さや大きさ、などすべての要望を満たしてくれる土地と出会えることはまさに奇跡です。
一戸建て住宅を建てるということは、基本的には「そこに永住する」ということです。
賃貸マンションのように、気軽に引っ越すということ、もう出来ません。
自分たち家族が長く暮らしていくことを考えれば、熟慮に熟慮を重ねて、家を建てる土地を探し、選ぶべきでしょう。
土地の探し方としては、以下の方法が主流です。
かつては①地域の不動産屋で相談するで土地を探し、購入するのが圧倒的でしたが、現在はインターネットでだいたいの不動産情報を入手できますので、不動産屋を頼る人は少なくなりました。
逆に増えているのが、③ハウスメーカーに相談するついでに土地も探してもらうでしょう。
現在のハウスメーカーは、不動産部門もあり、土地探しからサポートをすることで、顧客を家づくりの最初の段階から確保してしまおうと考えています。
家づくりをする皆さんにとっても、窓口が一つで済むわけですから、便利な部分はあります。
しかし、この土地探しの段階でハウスメーカーのオフィスや展示場を訪問して、営業マンに相談するのは避けたほうが良いです。
なぜなら、「家を建てたい皆さんに十分な家づくりの知識と情報が備わっていない」段階だからです。
家づくりは一生に一度の大きな買い物ですから、絶対に後悔をしたくありません。
しかし、家を建てるという行為は極めて専門的な分野であるため、素人の方にはわからない、難しい部分も多いのです。
そんな「何もわからない状態」でハウスメーカーを訪ね、百戦錬磨の営業マンと互角に渡り合うことは不可能です。
何か不利な条件や間違った案内をされたとしても、それに気づくことさえできないでしょう。
ですから、ハウスメーカーを実際に訪ね、詳しい家づくりの相談をする時点では、家を建てたい皆さんもある程度、家づくりに関して勉強し、情報を集めて「知識と情報で武装をした状態」で挑まないと、あとで後悔をすることになります。
まずはスーモやアットホームといったインターネットで土地探しができるサービスを使って、土地情報の収集を始める。
通勤やレジャーで移動する際は、希望するような地域に売りに出されている土地がないか、「売地の看板」が立っていないかを観察する。
それで問題ないと思います。
【テクニック】タウンライフ家づくりを「土地探し」メインで利用してしまう

また無料間取り作成・土地情報・見積もりプラン作成ができる「タウンライフ家づくり」を土地探し目的で活用してしまうのもあり。
すべてネットからの申し込みだけで済みますのでハウスメーカーの営業マンと直接話す必要もないですし、ハウスメーカー独自のデータベースにしかない優良土地情報も手に入れられる。
ただ、できれば、「無料間取り作成」のサービスも有効的に活用したいので、ある程度「自分たちの理想の間取りプラン」が出来上がってから利用するのがベストだとは思います。
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家を買う手順と流れステップ②情報収集をする(ネット・書籍・ハウスメーカーのカタログ)
土地を探し始めると同時に、情報収集もスタートしましょう。
インターネットで家づくりのブログを見たり、ハウスメーカーのホームページを見たり、本屋さんの「不動産コーナー」で家づくりに関する書籍やスーモが発行している「注文住宅」などの雑誌を買って、読んでみるのも良いでしょう。
そして、ここで必ずやっておきたいのが「気になるハウスメーカーのカタログを取り寄せる」ことです。
ハウスメーカーはそれぞれホームページを充実させていますが、とにかく情報量、ページ数が多いので、「とても疲れる、目的の情報にうまくたどり着けない、なんだかよくわからなくなっちゃう!」という良くない状況に陥ってしまうことが多々あります。
それに比べると、各ハウスメーカーのカタログは、無限に情報量・ページ数を増やせるウェブサイトと違いページ数が限られますので、各社がお客様に伝えたい情報をコンパクトにまとめて、読みやすいようにしてくれています。
紙のカタログには不思議な魅力があり、自動車や家電のカタログを見ると購入意欲がふつふつと湧いてくるように、ハウスメーカーのカタログを読むと「これから家を買うんだ!」という「家づくりへの意欲」を高めてくれます。
また、カタログは家族で読み比べをしたり、相談をしながら一緒に読んだりする方法に適しています。
家づくりとは「家族全員が協力して行うもの」ですから、「がんばって家づくりを成功に導こう!」と家族の意識を統一させるにも一役買ってくれます。
【重要】効率よくハウスメーカーのカタログを集める方法
とはいえやっかいなのが、ハウスメーカーのカタログを手に入れる方法です。
基本的にカタログはハウスメーカーのショールームや展示場にしかありませんが、「①土地を探し始める」の項目でお話したように、まだ知識や情報が十分ではない状態でハウスメーカーを訪問するのは得策ではありませんし、何より時間や手間がかかり面倒です。
そこで活用したいのが、「複数のハウスメーカーからカタログだけを取り寄せるサービス」です。
おすすめはテレビでCMをよく見かける「ライフルホームズのカタログ取り寄せサービス」です。
やはり大手企業が運営しているだけあって安心感がありますし、全国のハウスメーカーのカタログを扱っています。
何より、申し込みページが分かりやすくシンプルなのがベスト。
ライフルホームズは、予算別、テーマ別(平屋、二世帯住宅など)、エリア別で気になるハウスメーカーを検索できるので、申し込みが非常にスムーズです。
もちろん費用はかからず、完全無料なのもうれしいですね。
気になるハウスメーカー3〜5社程度を取り寄せて読んでみると、それぞれの特徴や工法の違いがしっかりわかるでしょうし、家づくりの基本的な知識も身につきます。
カタログを見てよくわからなかった部分は、インターネットで検索してみる。
それを繰り返すことで、ハウスメーカーの営業マンと対等に渡り合える「家づくり力」が必ず身につくことでしょう。
ライフルホームズの使い方をまとめた記事も用意していますので、こちらも参考にしてください。
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注文住宅を建てるなら、まずはライフルホームズでハウスメーカーのカタログ比較。研究して知識を増やすべし!
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家を買う手順と流れステップ③家族で相談しながら「理想の間取りプラン」を考え始める
土地を探し始め、家づくりの書籍やホームページをチェックしつつ、ハウスメーカーのカタログも手に入れた。
次に始めるべきは、「理想の間取りを考える」ことです。
新築一戸建ての注文住宅において、もっとも重要な要素の一つが間取りです。
間取り一つで、その家がどんな家になるのか、どんな暮らしができるのかが、ある程度決まります。
間取り作成に失敗したために、使い勝手の悪い、気に入らない家を建ててしまい後悔しているという方も、残念ながらたくさんいます。
そうならないように、最高の理想のマイホームを建てるために、「間取りづくり」は力を入れて進めていく必要があります。
手順としては、ホームページやハウスメーカーのカタログで得た知識を踏まえつつ、ご家族それぞれの希望要望を集めて、「まずは自分たちで理想の間取りを作ってみる」ことから始めましょう。
自分たちで間取りを作ることで、さらに家づくりの知識を増やし、ブラッシュアップできます。
わからない部分、悩むところもあるとは思いますが、まずは自分たちで作れる「最高の間取りプラン」を作成してみることが重要です。
理想の間取り作成は、ノートに手書きでもよいですし、パソコンやスマホで無料利用できる「間取り作成フリーソフト、アプリ」も充実していますので、活用してみるのもよいでしょう。
使える間取りソフト・アプリは以下の記事でまとめてありますので、参考にしてください。
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土地探し〜間取りプランの検討、ハウスメーカーのカタログ取り寄せは同時に進めていこう
前述しました通り、この①から③のステップは、同時に進めていただく必要があります。
なぜなら、土地探しも、間取りの作成も「簡単に2、3日で終わる」というものではないので、一つずつ順番に終わらせていくという訳にはいきません。
実際は、土地を探しながら、家づくりの勉強をしつつ、理想の間取りについて話し合いや検討を重ねている間に、ハウスメーカーのカタログも取り寄せておく、ということになります。
いろいろとやることが多く大変ですが、がんばて進めていきましょう。
家を買う手順と流れステップ④家を建てるハウスメーカーを比較検討する
家づくりの知識を十分に蓄え、理想の間取りプランを自分たちなりに作れたら、次のステップに移ります。
いよいよ、皆さんのパートナーとして、一緒に家を建ててくれるハウスメーカー選び・比較を始めましょう。
方法としては
の2択です。
展示場は、一つのイベントごととして訪問するのは問題ないですが、ハウスメーカーの様子を観察したり、じっくり担当者と話をするのには適さないので、必ず自宅近くのハウスメーカーのショールーム・オフィスを訪問するようにしましょう。
ハウスメーカーを訪問すると必ず「土地はもうおきまりですか?」と聞かれます。
なぜなら「土地が決まらないと、間取りプランの作成はもちろん、家づくりが始められない」からです。
土地をすでに購入している、欲しい土地の目星がついているなら、その土地情報と、皆さんが作成した理想の間取り図を渡して、「建てたい家の要望」を担当者に説明しましょう。
まだ土地が見つからないということであれば、ハウスメーカーに土地探しも合わせて依頼します。
同じことを気になっているハウスメーカー数社で試します。
実際にハウスメーカーを訪ねたり、担当者と話してみると、「なんとなく、あの会社が良さそうな気がする」「あの会社は、ちょっと心配だ」といった比較ポイントが見えてくると思います。
それぞれのハウスメーカーの特徴や工法が自分たちの求める条件と合っているか、担当営業マンは良い仕事をしてくれそうか、理想の間取りを実現してくれそうか。
様々な条件を比較しながら、「どのハウスメーカーが自分たちにとってベストなのか」を検討しましょう。
その際、皆さんが作った理想の間取りや要望に対して「それは良いですね」と同意するだけではなく、「そこはこうした方がよいです。こういう案もあります」と間違いを正したり、改善案を提案してくれるかどうかもしっかり確認しましょう。
単なるイエスマンではなく、「お客様のためにしっかりと提案をしてくれる」営業マンこそ、あなた方にとって最高のパートナーになってくれる人材です。
ハウスメーカー選びは「担当してくれる営業マン選び」でもあります。
心して、とりかかりましょう。
【注目テクニック】ネットの無料間取り作成を活用するならこのタイミング。
タウンライフ家づくりに代表される「無料の間取り作成サービス」を利用するのであれば、まさにこのタイミングです。

タウンライフ家づくりを利用する条件は
- 土地が決まっている、目星がついているのがベスト!
- まだ土地が決まっていないなら「土地探し」メインで利用するのもあり
- 理想の間取りプランを自分たちなりに考えてある
となります。
ぜひ積極的に活用してみて欲しい無料サービスです。
ハウスメーカーを一つ一つ自分たちで回るのは、確かに時間と手間がかかります。
それをパソコンやスマホ一つで申し込みできるのであれば、やってみる価値はあるでしょう。
幸い、タウンライフ家づくりの利用は無料ですし、特別リスクがある訳ではありません。
もし、価値のある情報や間取りプランを提案してくれたなら有効活用し、あまり役に立たないものだったら捨ててしまえば、それで終わりです。
使えるものは何でも使ってみる。
絶対に後悔をしないためにも、できることは何でもチャレンジしてみましょう。
タウンライフ家づくりの使い方をまとめた記事も用意していますので、こちらも参考にしてください。
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家を買う手順と流れステップ⑤土地・間取り・ハウスメーカーを決定し、家づくりを進めていく
①土地を購入する
②理想の間取りプランが固まる
③ハウスメーカーが決まる
この3つが整えば、家づくりのスタートとしては完璧です。
あとは、運命をともにすると決めたハウスメーカーの担当者と一緒に、家づくりをさらに進めていくのみです。
ただ、家が実際に完成するまでには、いろいろな問題や悩み事、トラブルが待ちかまえていることでしょう。
そういった場合は、家づくりをサポートしてくれる中立的な第三者機関などに、アドバイスを求めてみるのも一つの方法でしょう。
まとめ:家づくりを効率的に進める5ステップを使って理想のマイホームを建てよう!
手順は完璧に理解していただいたと思います。
あとは行動あるのみ! 皆さんの家づくりが成功し、理想の新築一戸建てで幸せな暮らしが実現することを願っております。
がんばってください!