現在の家のトレンドとして、玄関収納と並び、もはや「必須」になりつつあるのがウッドデッキです。
平屋の場合、縦に空間が伸ばせない分、敷地を広く取り、庭、中庭などを設けるご家庭が多いです。
その家と庭との中間点として、それぞれを繋ぐ役割をするのがウッドデッキです。
そのご家庭の生活スタイルや趣味、家族構成などによってウッドデッキも様々な使い方がされているので、参考にすると面白い事例がたくさんあります。
今回は「ウッドデッキのある平屋の間取り」をご紹介します。
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ウッドデッキのある平屋①庭とLDKでかたち作る極上のプライベート空間
【参照】いえとち本舗(suumo)/(カタログ取り寄せはこちらから)
延床面積109.30㎡(33.0坪)。
ご夫婦でお住まいのウッドデッキがある平屋建て間取り事例です。
玄関を中央に配置し、家族が増えることも見越して玄関収納を完備。
ホールを中心に、左側に主寝室と子ども部屋になる洋室が2つ。
玄関と反対側に洗面、バスを設置してあります。
玄関から右手がLDKを中心とした団らんスペース。
仕切りのない大空間のLDKは23.5帖。キッチン横に豊富な収納のあるパントリーを設け、さらにそこから洗面室へ直接アクセスできるようにしたことで、家事動線がスムーズになっています。
LDKも大空間ながら、リビングとダイニングがゆるやかにゾーニングできるような配置になっていて、LDK全体とウッドデッキをつなぐことで、さらに開けた空間を作り出しています。
ウッドデッキの前には庭が広がりプライベート空間の充実度は高いです。
ウッドデッキのある平屋②特徴的なブーメラン型の間取りに囲まれた中庭
【参照】SUDOホーム(suumo)/(カタログ取り寄せはこちらから)
延床面積101.20㎡(30.6坪)
ご夫婦+子ども3人でお住まいのウッドデッキのある平屋建て間取り事例です。
ユニークな「ブーメラン型」の間取り。
中庭を囲むように建物があり、そのつなぎ約として広いウッドデッキが活躍しています。
主寝室と子ども用の寝室すべてが中庭に面していることで、日当たりがよく、採光の面でもメリット大。
リビングとのつながりが強く意識された中庭は、「外と中」のまさに中間地点。
外部からの視線を気にすることなく、くつろぎの時間を満喫することができる特別な空間になっています。
複雑な形状の間取りですが、壁面をパントリーや可動棚にするなど、平屋で問題になりがちな「収納の少なさ」についても工夫がされています。
ウッドデッキのある平屋③夫婦の豊かな時間を作り出すウッドデッキの中庭
【参照】ヤマダレオハウス(suumo)/(カタログ取り寄せはこちらから)
延床面積96.88㎡(29.3坪)。
ご夫婦でお住まいのウッドデッキのある平屋建て間取り事例です。
コの字型の平屋建てで、中央にウッドデッキを配置し、どの部屋にも陽が当たりやすいように工夫されています。
ウッドデッキの周囲には、メインとなる洋室、LDK、続き間となる和室が配置され、シンプルな間取りで動線を短縮できるよう設定されています。
これは老後の生活も考えてのこと。
廊下やトイレの幅も、広めにと考慮されています。
奥の洋室は、すでに家を出ているお子様が帰省時に利用する他、趣味の部屋として活用中。
ウッドデッキをアウドドアセカンドリビングとして活用することで、LDKと連動し、大人数で集まってのパーティーやバーベキューなどを楽しめる憩いの場に。
夫婦ふたりでゆったりと、豊かな暮らしを楽しむには最適の平屋です。
ウッドデッキのある平屋④物干し部屋兼土間が使い勝手抜群で家事動線も良好
【参照】タツホーム(suumo)/(カタログ取り寄せはこちらから)
延床面積97.30㎡(29.4坪)
ご夫婦+子ども2人でお住まいのウッドデッキのある平屋建て間取り事例です。
L字型で、ワンフロアの大きいLDKの隣に、将来仕切りができる子ども部屋を配置。
そこからウッドデッキと庭へ出られる仕様になっています。
メインとなる寝室は、廊下を進んだ一番奥。
平屋の場合、LDKに面した部屋を主寝室にする場合が多いですが、こちらは「子どもを孤立させたくない」という理由で、隣接する子ども部屋を選択したとのことです。
特徴的なのは、バスルームの対面に設置された物干し部屋。
こちらは鍵付きの土間スペースになっていて、物干し、物置、出入り口としても使えるユーティリティスペース。
平屋の場合、ウッドデッキや庭を物干しスペースにすることがほとんどですが、サンルーム的に使える物干しスペースが専用にあるのは、家事動線の面でもメリットが大きいでしょう。
まとめ/ウッドデッキは「いろいろ使える」アウトドアスペース
我が家にも屋根付きのウッドデッキがあります。
屋根を付けたことで、真夏の強烈な日差しを遮ることもできますし、子どもたちがプールに入ることもできます。
雨を気にせず洗濯物を干しておけますし、庭と室内をつなぐワンクッションとして非常に重要な役割を果たしています。
平屋の場合、階段がなくワンフロアですべてが完結するシンプルさが売りですが、その分、庭などアウトドアスペースを有効に活用しないと、窮屈になる場面も出てきます。
そういった意味で、様々な用途で活用できるウッドデッキは、最高のオプションと言うことができるでしょう。
ぜひ、新築平屋建てをご希望の方は、ウッドデッキの採用についてもご検討ください。