家を建てる時に後回しになってしまうのが洗面スペース。
「洗面台と鏡、物置でもあれば良いんじゃない?」と簡単に考えてはいけません。
今は小さい子どもたちが育つことで「朝の洗面台渋滞」が起きる可能性は非常に高くなります。
特におしゃれに目覚めるのが早い女の子がいる場合は要注意でしょう。
その洗面台渋滞を回避する策として「ダブル洗面」があります。
果たして、ダブル洗面は正しい選択なのかを考えていきたいと思います。
洗面台を2つ並べると朝の洗面台渋滞を回避できるのか
【参照】タカラスタンダード
確かに洗面台が2つあることで、同時に2人の家族が使用できるのですから時間の短縮にはなるでしょう。
家族4人がほぼ同時刻に出発するとすれば、洗面時間も重なるはず。
ひげをそっているお父さんをどかしてお姉ちゃんが髪を整えるなんてことになれば、お父さんは困ってしまいます。
ダブル洗面が「洗面台渋滞の解決策」となるのは間違いないでしょう。
洗面台を2つ並べるデメリット
しかし、同じ洗面台を2つ並べるというのはどうなのでしょう。
基本的に一つで良いものを2つ用意するのですから、当然設置コストもメンテナンスコストも、ついでに言えば掃除をする手間も余計にかかります。
そして重要なのは、「洗面台を2つにした分、洗面室のスペースも広くしなければならない」ということです。
洗面台が2つあっても、「2人の人間が同時に使える広さ」がなければ意味がありません。
洗面室に余裕があるのは良いことですが、ムダに広いと冬は非常に寒くなりますし、他の部屋の面積が狭くなることにもつながります。
洗面台を「広くする」という解決策もある
【参照】セラトレーディング
洗面台を2つにせず、「洗面台自体を横長に広くする」というアイデアもあります。
大きい洗面台にすることで、2人が並んで作業をすることができます。
蛇口も2つあればベストでしょうが、一つでも問題はないでしょう。
我が家の洗面台も広いほうだと言われますが、何より洗面台の前に広いスペースがあるおかげで、大人2人、大人+子ども2人が余裕を持って同時に使うことができます。
やはり渋滞を引き起こす原因は、洗面台ではなく、スペース、何より「人」であるということでしょう。
まとめ:洗面室を広く、有効活用することで洗面台渋滞は防げる!
このように、洗面台を2つ設置せずとも、朝の洗面台渋滞を回避することは可能です。
洗面台渋滞回避のポイント
- 洗面台は広めのものを
- 洗面台の前、洗面室を余裕を持った広さに
- 洗面台2つはコストもメンテナンス費用もかかるのでナンセンス!
まあ、最終的には家族の譲り合い、つまり「愛情」が重要ということでしょうね。