二世帯住宅 間取りプラン

【40坪】二世帯住宅の間取りプラン4種類。理想の暮らし方に合わせて多様なスタイル

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【40坪】二世帯住宅の間取りプラン4種類。理想の暮らし方に合わせて多様なスタイル

二世帯住宅の一戸建て住宅で間取りを考える場合、「各世帯が集まってどういう暮らしがしたいか」をまとめることが重要です。

親世帯と子ども世帯が一緒に大家族としてわいわい暮らしたいなら共有スペースを増やしたタイプ、生活スタイルが違うなどそれぞれのプライベートを重視したいなら、建物内完全分離型がベストです。

各ハウスメーカーが実際に建てた、またはプランニングした2階建て、3階建ての「40坪の二世帯住宅間取りプラン」を見てみましょう。

理想の二世帯間取りを作ってみる!

 

40坪の二世帯住宅間取り①将来の「二世帯同居と子どもの独立」を見越した3階建てプラン【大和ハウス】

40坪の二世帯住宅間取り①将来の「二世帯同居と子どもの独立」を見越した3階建てプラン【大和ハウス】
40坪の二世帯住宅間取り①将来の「二世帯同居と子どもの独立」を見越した3階建てプラン【大和ハウス】
40坪の二世帯住宅間取り①将来の「二世帯同居と子どもの独立」を見越した3階建てプラン【大和ハウス】

【参照】大和ハウス(カタログ取り寄せはこちらから)

こちらは「将来の二世帯住宅化を念頭においた間取りプラン」を採用した3階建て。
近くに高齢の両親が住んでいる、かつお子様が大学生と高校生という状況で家づくりを検討し始めた施主ご夫妻が選択したのが、「二世帯住宅にもなる家」でした。

■敷地面積:289.70m² (87.63坪)
■延床面積:161.47m² (48.84坪)

大和ハウスが提案したのは、施主が思いもよらなかったという3階建ての間取りプラン。そのプランニング能力と対応の良さ、ローン返済に関する的確なアドバイスなどに惚れ込み、今回の家が完成したと言います。

玄関は一つ。一階には二世帯可により大家族で暮らすことも想定した玄関収納、そして3階建てということもあり、将来を見越してホームエレベーターも完備しています。
1階洋室にもミニキッチンがあり、同居時には、こちらが親世代の暮らすスペースになるでしょう。
お風呂や洗面台、洗濯機は共用スペースとして1階にまとめられています。

2階は子ども世代の居住スペース。
主寝室+可動式間仕切りでレイアウトが自由に変更できる子ども部屋。廊下をできるだけなくして、ウォークインクローゼットや趣味室まで整っています。

3階はメインのLDKスペース。土地の立地条件から、採光や通風も考え、3階をリビングスペースに。
3階建てになったことで床面積は大きく確保しつつ、コンパクトな居住空間を有効活用し、冷暖房費の節約も実現した「エコで暮らしやすい未来の二世帯住宅」が完成しました。

40坪の二世帯住宅間取り②【トヨタホーム】仲良し三世代家族の「全部共用」2階建てプラン

二世帯住宅の間取りパターン①全施設共有タイプ
二世帯住宅の間取りパターン①全施設共有タイプ

【参照】トヨタホーム(カタログ取り寄せはこちらから)

玄関、LDK,お風呂、トイレなどのほとんどの空間を二世帯共用にした「全部共用タイプ」の二世帯住宅間取りプランです。

1階のリビングは、大人数でわいわい過ごせるようゆったりとスペースをとって。
キッチンからママの家事部屋、洗面室、お風呂までを一直線にまとめて、大家族の生活を支えるお母さんの家事動線をすっきり、お仕事をしやすく工夫がされています。
1階に設けた大きな収納スペースも、ママの仕事をはかどりやすくする一工夫。

1階には共有スペースと、親世帯の主寝室を設置。隣に、小さな多目的スペースをつくり、趣味を楽しんだり、家族共有のLDKとは別に友人を呼んでくつろいだりといった「プライベートな時間」を過ごせるようにとの気遣いが感じられます。

2階は子ども世帯のプライベートスペース。

主寝室と将来間仕切りができる子ども部屋。収納力たっぷりのウォークインクローゼットに書斎スペースもありと、機能満載の間取り。
一階の親世帯寝室に生活音が響きにくいよう、階上には子ども部屋ではなく、主寝室がレイアウトされています。

40坪の二世帯住宅間取り③LDKでの団らんを楽しむシンプルな全施設共有型【セキスイハイム】

40坪の二世帯住宅間取り③LDKでの団らんを楽しむシンプルな全施設共有型【セキスイハイム】
40坪の二世帯住宅間取り③LDKでの団らんを楽しむシンプルな全施設共有型【セキスイハイム】

【参照】セキスイハイム(カタログ取り寄せはこちらから)

延床面積:147.16㎡(44.51坪)

玄関ホールを境に左側に親世帯の居室スペース+和室。中央に円筒形の出窓が特徴的なリビングがあり、家族共有部分のダイニングキッチン、お風呂場と続きます。
LDKあわせて21帖とユニット工法のセキスイハイムらしく開放的な間取り。家族が集まって長い時間を過ごす場所だからこその快適性を求めた結果でしょう。

基本的には「リビング階段」ということになりますが、玄関ホール側にはドアがついており、それぞれの階の生活音が階段を伝って漏れることを防いでいます。

2階は子ども世帯のプライベートスペース。6.5帖と広めの子ども部屋が2つに、主寝室。主寝室には書斎とウォークインクローゼットが付いている他、廊下にも大きい納戸がついています。

まさにブログ管理者である私の住んでいる住居がこのセキスイハイムの木造系住宅です。特徴はとにかく「暮らしやすい」ということ。我が家は二世帯住宅ではありませんが、家族4人で暮らしていて家の間取りなどで不満に思ったことが一切ありません。
「シンプルに暮らしやすい家」をお求めの方にはおすすめです。

40坪の二世帯住宅間取り④両世帯が気を使わずに暮らせる完全分離2階建て【泉北ホーム】

40坪の二世帯住宅間取り④両世帯が気を使わずに暮らせる完全分離2階建て【泉北ホーム】
40坪の二世帯住宅間取り④両世帯が気を使わずに暮らせる完全分離2階建て【泉北ホーム】

【参照】泉北ホーム(カタログ取り寄せはこちらから)

延床面積/155.69m2(47.1坪)

玄関やお風呂など共有スペースをなくして、すべて世帯別に用意した同一建物内の完全別離タイプの二世帯住宅です。

1階は左が親世帯の玄関で、そのまま親世帯のプライベートスペース。主寝室、LDK、タタミルーム、広めのバスルームと二世帯住宅ながら、しっかりくつろげる空間と設備を整えてあります。

右側の玄関を入ると子ども世帯のスペース。靴や傘、子どもたちの自転車などもしまえるシューズクロークがついている点が特徴。玄関ホールには内ドアがついていますので、プライベートは守りつつ、必要な時にはそれぞれのスペースを簡単に行き来できます。

階段を上がってすぐに2階のLDKにアクセス。こちらは子どもたちの様子がよく見える対面キッチンスタイルです。
水回りを各階でまったく同じ位置にまとめることで、生活スタイルの違う世帯が集まっても、生活音で不快な思いや気遣いをしないよう配慮がされています。

収納の位置や数が工夫されていて、「ここに欲しい」という適切な場所に適切な大きさの収納スペースを配置しています。

完全分離型の二世帯住宅については、こちら「二世帯住宅/完全分離型の間取り【魅惑の8パターン】」にまとめてありますので、合わせてどうぞ。

 

以上、40坪の二世帯住宅間取り事例をご紹介しました!

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まとめ/40坪の二世帯住宅は、各世帯の関わり方によって間取りプランが変わってくる

40坪程度の面積ですと、広いLDKなどを設けるのであれば、各世帯の共有スペースを多くする必要がありますし、各世帯のプライベートスペースを確保したいのなら、各部屋を小さめにする必要があります。どういう間取りにするかは、「各世帯の関わり方をどうしたいか」に大きく左右されるでしょう。

各世帯が一緒になる時間を増やして「大家族」として暮らしていくのか、それぞれの生活スタイルを尊重しつつ、同じ建物に暮らしながらもプライベートを重視するスタイルにするのか。まずは、その辺りを相談して考えをまとめてから、間取りプランの作成に着手すると余計なトラブルは少なくなるでしょう。

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二世帯住宅の間取り【基本の4パターン】家族のつながり具合で変わります。

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二世帯住宅はその生活スタイルによって、4つのタイプに分けられます。その間取りパターンとそれぞれの特徴をご紹介しましょう。

二世帯住宅の間取りパターン①全施設共有タイプ

二世帯住宅の間取りパターン①全施設共有タイプ
二世帯住宅の間取りパターン①全施設共有タイプ

【参照】トヨタホーム(カタログ取り寄せはこちらから)

寝室や子ども部屋など、それぞれの個室以外のほとんどの空間を二世帯家族で一緒に利用するタイプの二世帯住宅です。
食事は基本的に同じダイニングで行い、お風呂や洗面、玄関も共用です。
各世代の生活動線が交差し、家族の全員の顔がよく見える、コミュニケーションのしやすい間取りになります。
子育て世帯の場合、シニア世代が育児に積極的に関わっていく場合も多く、家族全体で子どもを見守っていく上では、最適な二世帯住宅の間取りタイプと言えるでしょう。

二世帯が完全に一つの家族として生活しますので、生活費や光熱費などがまとめられて効率的。家事や子育てを協力して行うことで、それぞれの負担を軽減できます。

デメリットは、お互いの距離が近いので、小さな不満が積み重なってストレスがたまると、関係がギクシャクして暮らしづらくなる心配も。
嫁姑問題は、いつの時代も深刻です。

二世帯住宅の間取りパターン②部分施設共有タイプ

二世帯住宅の間取りパターン④完全建物分離タイプ
二世帯住宅の間取りパターン④完全建物分離タイプ


【参照】トモニハウス(カタログ取り寄せはこちらから)

隣接した敷地の中にそれぞれの世帯で別々に建物を建てて暮らすタイプです。

各世帯で、「ほどよい距離感とプライバシー」を保ちながら、共同生活を営むための二世帯住宅間取りタイプです。
玄関やキッチン、お風呂、トイレなどの部分を共有しながら、それぞれの居住スペースは独立して確保。共有のリビングスペースなどを用意して、家族全体の団らんをする時間も作れる「お互いに気を使い過ぎない」ための二世帯住宅です。

玄関、キッチン、お風呂などを2世帯分用意すると、その他の居住スペースは狭くなりますし、もちろんコストも掛かります。
プライベート空間はしっかり確保しつつ、共有する部分もうまく活用していくことで、お金の面でも生活の面でも「プラス要素」を増やすことができます。
程よい交流とプライベート、生活面での助け合いもできるという意味で「もっとも無難でトラブルの少ない二世帯住宅」と言えるかも知れません。

二世帯住宅の間取りパターン③同一建物内独立タイプ

60坪の二世帯住宅間取り③親世帯+夫婦+子ども一人家庭のゆったり暮らす独立タイプ【トヨタホーム】
60坪の二世帯住宅間取り③親世帯+夫婦+子ども一人家庭のゆったり暮らす独立タイプ【トヨタホーム】

【参照】トヨタホーム(カタログ取り寄せはこちらから)

玄関から世帯別に分けることで、それぞれのプライベートな空間を大きく確保します。キッチン、お風呂、トイレなどは世帯別に専用のものを設置し、基本的には同じ建物内でそれぞれが自分たちのライフスタイルや生活習慣にあった形で暮らすことになります。
仕事の勤務時間の関係などで、世帯ごとの生活時間が合わなかったりといった場合でも、ストレスなく対応することが可能です。

最も大きなメリットは生活スタイル・サイクルの違いを気にせず暮らせるということでしょう。夜勤のあるパパやママと早起きが日課のおじいちゃんでは、1日の過ごし方は大きく異なります。
基本的には同じ家の中で別々に暮らし、別途用意した共有スペースで「世代間の団らん」も楽しめるので、二世帯住宅特有の「気遣い疲れ」はあまり感じなくて済むでしょう。

二世帯住宅の間取りパターン④完全建物分離タイプ

二世帯住宅の間取りパターン④完全建物分離タイプ
二世帯住宅の間取りパターン④完全建物分離タイプ

【参照】トヨタホーム(カタログ取り寄せはこちらから)

隣接した敷地の中にそれぞれの世帯で別々に建物を建てて暮らすタイプです。
完全に自立した別々の生活を送りつつも、同じ生活圏で暮らしていますので、お互いの連携やサポート体制は作りやすくなります。
共働きなので、シニア世代のサポートは必須、親世代に介護が必要といった「家庭の事情」にも対応しつつ、「干渉し過ぎない距離感」を保ちながら生活することができます。
建物が完全に別れている場合もありますし、通路などで建物をつなげ、行き来ができるようにする間取りもあります。

親の持っている土地、実家の土地の中に息子・娘世代が新居を構えるという場合は、このスタイルが多いかも知れません。
シニア世代の中にも、「子どもたちと一緒の家で同居はちょっと息苦しい。お互い自由に暮らしたい」と考える方もたくさんいます。
そういう場合は、完全に建物を分けた方が、メリハリのある生活と協力関係が気づけるという点で大きなメリットがあるでしょう。

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