二世帯住宅 間取りプラン

【30坪】二世帯住宅の間取りプラン4種類。家事動線・生活動線をいかに整えて快適にするかがポイント

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【30坪】二世帯住宅の間取りプラン4種類。家事動線・生活動線をいかに整えて快適にするかがポイント

30坪で二世帯住宅を建てるとなると、広さとしては、間取りプランでかなり無理をしなければならない場面も出てくるでしょう。
しかし、親世帯一人+夫婦、もしくは親世帯一人+夫婦+子ども一人など、「二世帯住宅が必ずしも大家族」という訳ではありません。

延床面積が少ない30坪でも、工夫をしながら暮らしやすい二世帯住宅を建てるための間取りプランを実例ふまえてご紹介しましょう。

理想の二世帯間取りを作ってみる!

 

30坪の二世帯住宅間取り①両親の家を建て替えた共有タイプ3階建て【大和ハウス】

30坪の二世帯住宅間取り①両親の家を建て替えた共有タイプ3階建て【大和ハウス】
30坪の二世帯住宅間取り①両親の家を建て替えた共有タイプ3階建て【大和ハウス】

【参照】大和ハウス(カタログ取り寄せはこちらから)

ハウスメーカー2社と工務店を比較して、大和ハウスの3階建て二世帯住宅を選んだ決めたは、営業担当とフィーリングがあったことだったそうです。

両親が住んでいた築40年の実家を取り壊して、二世帯住宅を建て替えました。
全施設共有タイプで玄関、お風呂、LDKなどは家族で一緒に利用します。
大家族には必須の玄関収納を確保し、広めの玄関ホールを抜けると親世帯用のミニキッチンと和室。このミニキッチンが、来客時などにちょっとお茶を出す時などにも便利で大活躍だそうです。

2階に上がると全家族共有のLDK。シンプルな対面型で、3階の子ども部屋へ行くにはかならずLDKを通る動線になっています。

3階は子ども・孫世帯のプライベートスペース。延床面積30坪代と決して広くはありませんが、しっかりと子ども部屋2つ、主寝室1つとウォークインクローゼットを確保しています。

ちなみに玄関前の目隠し用ブロックは、野球が大好きな息子さんの練習用も兼ねているとのこと。暮らしやすさはもちろん、家族の特徴に応じて楽しく暮らせる工夫にまで考えを巡らせてくれた優秀な営業マン(このお宅は女性が担当だったそうです)に出会えたことが、大満足の家につながったのは間違いありません。

30坪の二世帯住宅間取り②親一人・夫婦+子ども一人のコンパクトな2階建て【セキスイハイム】

30坪の二世帯住宅間取り②親一人・夫婦+子ども一人のコンパクトな2階建て【セキスイハイム】

【参照】セキスイハイム(カタログ取り寄せはこちらから)

延床面積:119.14㎡(36.03坪)

親世帯がお一人、子世帯が夫婦+子ども一人の4人家族を想定した2階建ての二世帯住宅です。
玄関、お風呂、LDKなど全施設共有タイプ。広めの玄関からは、親世帯の和室、共用のLDKどちらにも直接アクセスできます。
親世帯の居室である1階和室のすぐ近くにトイレやお風呂を設置して、移動をしやすくする工夫も。

ゆとりのあるリビング・ダイニングにはドア付きの階段をつけて、2階の生活音が漏れないようになっています。

2階は子世帯のプライベートスペース。子どもが一人という設定のため、子ども部屋も主寝室も広めにして、各部屋の収納もしっかり確保。和室にも大型の納戸を設置して、季節モノなどをまとめて収納しておけるようになっています。

バルコニーに隣接した和室は、家族のセカンドリビングや子どもの遊び場、奥様の家事スペースなど多目的に活用できます。

30坪の二世帯住宅間取り③ビルドインガレージ付き完全別離タイプの3階建て【ミサワホーム】

30坪の二世帯住宅間取り③ビルドインガレージ付き完全別離タイプの3階建て【ミサワホーム】
30坪の二世帯住宅間取り③ビルドインガレージ付き完全別離タイプの3階建て【ミサワホーム】

【参照】ミサワホーム(カタログ取り寄せはこちらから)

37坪・3階建てのフロアをうまく使い、玄関、お風呂、LDKなどを世帯別に用意した完全分離型の3階建てを実現したおもしろい間取りです。

1階は半分が親世帯、半分が子世帯。左側に親世帯の玄関があり、1階部分はコンパクトなLDKに。子世帯は、ビルドインガレージから直接玄関にアクセスできるようになっており、1階はお風呂と洗面所、洗濯機置場のみ。

2階に上がると、親世帯スペースは寝室。子世帯スペースはLDKとトイレになります。

3階は子世帯が専有して洋室が2部屋。親世帯+夫婦+子ども一人を想定した3階建てプランになりますが、子どもがすでに大きくなって独立していたとすれば、子世帯ふ夫婦がそれぞれの個室を持てる「親子二世代(親と子で孫はなし)の二世帯住宅」としても利用できるでしょう。

ただ心配なのは家事動線。親世帯は「2階で洗濯して、2階で干す」なので問題ないけれど、子世帯は「1階で洗濯し、3階で干す」ことになります。
バルコニーも小さく、ビルドインガレージを採用するくらいですから、洗濯物が干せるような庭もないでしょう。

その辺りを整理して対策をしておかないと、生活のしづらい、家事のやりづらい家になってしまいます。

30坪の二世帯住宅間取り④変形した敷地を使った完全分離型の3階建て【ミサワホーム】

30坪の二世帯住宅間取り④変形した敷地を使った完全分離型の3階建て【ミサワホーム】
30坪の二世帯住宅間取り④変形した敷地を使った完全分離型の3階建て【ミサワホーム】

【参照】ミサワホーム(カタログ取り寄せはこちらから)

先程紹介した3階建ての二世帯住宅は真四角でしたが、今回は変形地に建てられた3階建て、完全分離の二世帯住宅です。延床面積は39坪。

1階は玄関が別になっており、内ドアはなし。親世帯の居宅スペースがメインになっていて、玄関、バス・トイレ、ダイニングキッチン、個室と奥に長く伸びるスタイルになっています。
リビングはダイニングと兼用で、個室となる洋室が2つあります。
どちらかを夫婦兼用のリビングとして使う手もありますし、夫婦でそれぞれプライベートな寝室として利用するのもあり。使い方はいろいろ考えられる間取りです。

階段をのぼって2階、3階が子世帯のプライベートスペース。2階に水回りを集中させて、場所も1階と合わせることで生活音の問題をクリア。LDKの隣には和室スペースもあります。

3階は廊下をほとんど作らず、部屋のスペースを確保。子ども部屋2つと主寝室それぞれにルーフバルコニーがついています。
ただ、主寝室でも5.75帖と手狭で、大人二人では寝るだけでやっとということも。和室を寝室にして布団を敷いた方が快適に眠れるかもしれません。そうすれば、空いた主寝室は趣味の部屋や収納部屋として活用することができます。

完全分離型の二世帯住宅については、こちら「二世帯住宅/完全分離型の間取り【魅惑の8パターン】」にまとめてありますので、合わせてどうぞ。

 

以上、30坪の二世帯住宅プランをご紹介しました!

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まとめ/30坪の二世帯住宅、特に3階建ての完全分離型だと「家事動線をどうやってまとめるか」が快適生活のカギ

30坪の二世帯住宅の場合、生活動線、家事動線をどうやってスムーズにした間取りプランをつくるかが重要になってきます。
その意味では、玄関やお風呂、LDKなどを家族全員で利用する「共有タイプ」の方が、1つ1つのスペースを大きくすることができるので「無難な選択」と言えるでしょう。

完全分離の場合は、3階建てなどフロアを増やすことで居住空間を増やし、二世帯住宅に対応させることはできますが、洗濯機置場と洗濯物干し場の階が1階と3階に分かれてしまうことがあるなど、間取りプランによっては「家事動線」がシンプルにならないというデメリットを生んでしまう場合があります。

暮らす家族の人数や生活スタイルに合わせ、無理のない間取りプランにすることが、快適生活には必要不可欠や要素でしょう。
その辺りは、様々なハウスメーカーから間取りプランを提供してもらい、「プロのアイデア」を募集してみるのも良いかと思います。

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二世帯住宅の間取り【基本の4パターン】家族のつながり具合で変わります。

二世帯住宅の間取り【基本の4パターン】家族のつながり具合で変わります。

二世帯住宅はその生活スタイルによって、4つのタイプに分けられます。その間取りパターンとそれぞれの特徴をご紹介しましょう。

二世帯住宅の間取りパターン①全施設共有タイプ

二世帯住宅の間取りパターン①全施設共有タイプ
二世帯住宅の間取りパターン①全施設共有タイプ

【参照】トヨタホーム(カタログ取り寄せはこちらから)

寝室や子ども部屋など、それぞれの個室以外のほとんどの空間を二世帯家族で一緒に利用するタイプの二世帯住宅です。
食事は基本的に同じダイニングで行い、お風呂や洗面、玄関も共用です。
各世代の生活動線が交差し、家族の全員の顔がよく見える、コミュニケーションのしやすい間取りになります。
子育て世帯の場合、シニア世代が育児に積極的に関わっていく場合も多く、家族全体で子どもを見守っていく上では、最適な二世帯住宅の間取りタイプと言えるでしょう。

二世帯が完全に一つの家族として生活しますので、生活費や光熱費などがまとめられて効率的。家事や子育てを協力して行うことで、それぞれの負担を軽減できます。

デメリットは、お互いの距離が近いので、小さな不満が積み重なってストレスがたまると、関係がギクシャクして暮らしづらくなる心配も。
嫁姑問題は、いつの時代も深刻です。

二世帯住宅の間取りパターン②部分施設共有タイプ

二世帯住宅の間取りパターン④完全建物分離タイプ
二世帯住宅の間取りパターン④完全建物分離タイプ


【参照】トモニハウス(カタログ取り寄せはこちらから)

隣接した敷地の中にそれぞれの世帯で別々に建物を建てて暮らすタイプです。

各世帯で、「ほどよい距離感とプライバシー」を保ちながら、共同生活を営むための二世帯住宅間取りタイプです。
玄関やキッチン、お風呂、トイレなどの部分を共有しながら、それぞれの居住スペースは独立して確保。共有のリビングスペースなどを用意して、家族全体の団らんをする時間も作れる「お互いに気を使い過ぎない」ための二世帯住宅です。

玄関、キッチン、お風呂などを2世帯分用意すると、その他の居住スペースは狭くなりますし、もちろんコストも掛かります。
プライベート空間はしっかり確保しつつ、共有する部分もうまく活用していくことで、お金の面でも生活の面でも「プラス要素」を増やすことができます。
程よい交流とプライベート、生活面での助け合いもできるという意味で「もっとも無難でトラブルの少ない二世帯住宅」と言えるかも知れません。

二世帯住宅の間取りパターン③同一建物内独立タイプ

60坪の二世帯住宅間取り③親世帯+夫婦+子ども一人家庭のゆったり暮らす独立タイプ【トヨタホーム】
60坪の二世帯住宅間取り③親世帯+夫婦+子ども一人家庭のゆったり暮らす独立タイプ【トヨタホーム】

【参照】トヨタホーム(カタログ取り寄せはこちらから)

玄関から世帯別に分けることで、それぞれのプライベートな空間を大きく確保します。キッチン、お風呂、トイレなどは世帯別に専用のものを設置し、基本的には同じ建物内でそれぞれが自分たちのライフスタイルや生活習慣にあった形で暮らすことになります。
仕事の勤務時間の関係などで、世帯ごとの生活時間が合わなかったりといった場合でも、ストレスなく対応することが可能です。

最も大きなメリットは生活スタイル・サイクルの違いを気にせず暮らせるということでしょう。夜勤のあるパパやママと早起きが日課のおじいちゃんでは、1日の過ごし方は大きく異なります。
基本的には同じ家の中で別々に暮らし、別途用意した共有スペースで「世代間の団らん」も楽しめるので、二世帯住宅特有の「気遣い疲れ」はあまり感じなくて済むでしょう。

二世帯住宅の間取りパターン④完全建物分離タイプ

二世帯住宅の間取りパターン④完全建物分離タイプ
二世帯住宅の間取りパターン④完全建物分離タイプ

【参照】トヨタホーム(カタログ取り寄せはこちらから)

隣接した敷地の中にそれぞれの世帯で別々に建物を建てて暮らすタイプです。
完全に自立した別々の生活を送りつつも、同じ生活圏で暮らしていますので、お互いの連携やサポート体制は作りやすくなります。
共働きなので、シニア世代のサポートは必須、親世代に介護が必要といった「家庭の事情」にも対応しつつ、「干渉し過ぎない距離感」を保ちながら生活することができます。
建物が完全に別れている場合もありますし、通路などで建物をつなげ、行き来ができるようにする間取りもあります。

親の持っている土地、実家の土地の中に息子・娘世代が新居を構えるという場合は、このスタイルが多いかも知れません。
シニア世代の中にも、「子どもたちと一緒の家で同居はちょっと息苦しい。お互い自由に暮らしたい」と考える方もたくさんいます。
そういう場合は、完全に建物を分けた方が、メリハリのある生活と協力関係が気づけるという点で大きなメリットがあるでしょう。

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