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平屋の家

中庭のある平屋の間取りおすすめ6パターン【コの字型orロの字型】

中庭のある平屋の間取りおすすめ6パターン【コの字型orロの字型】

中庭のある平屋に憧れる!という方は多いと思います。家の前に広がる通常の庭とは異なり、特に特別なプライベート感を感じられる中庭は、採光や通風の面でもメリットがあり、平屋の間取りとも相性が良いです。

この記事では、平屋の建物の形「コの字型」と「ロの字型」に合わせた中庭を取り入れた間取りのおすすめ7パターンをご紹介いたします。「中庭のある平屋が欲しいなー」という方の参考になれば幸いです。

また、平屋の中には「L字型」というタイプもありますが、この場合、庭は通常とほぼ同じ家の前に広がる形になり、「中庭」とは言えないので、ここではご紹介していません。

 

 

中庭のある平屋の間取り①家の中心に庭がある細長いコの字型の平屋。【大原工務店】

中庭のある平屋の間取り①家の中心に庭がある細長いコの字型の平屋。【大原工務店】

【参照】大原工務店カタログ取り寄せはこちらから)カタログ取り寄せはこちら(記事LP)

敷地面積が240.55㎡ (72.77坪 )、建物面積が94.81㎡ (28.7坪)。コの字型の平屋住宅です。

横長のシンプルな長方形。
南北に長く建物を伸ばしているので、奥までしっかり光が入ります。

中央部に玄関があり、シューズクローク付きです。玄関ホールに入ると、いきなり飛び込んでくるのが中庭から差し込む光でしょう。
「縁側」とも呼べそうな細長いウッドデッキに囲まれたコンパクトな中庭は、玄関ホールからの廊下、LDK,寝室それぞれからアクセスできます。

建物に囲まれた完全なプライベート空間で、外からの目を気にせず遊んだり、バーベキューをしたり、プールをしたりと自由に活用可能。中庭に隣接する部屋には大型サッシを導入して、中庭がよく見えるようになっています。

建物右側にLDKと小上がりの和室、キッチンなど共有スペースをまとめ、左側に個人の居室をまとめてスペースの棲み分けを行っています。適切な場所に適切な収納を配置することで使い勝手をアップ!

平屋というワンフロアの利点を最大限に活かした「暮らしやすい間取り」を実現しました。

 

中庭のある平屋の間取り②中庭がカーポートと直結した変形ロの字型【土屋ホーム】

中庭のある平屋の間取り②中庭がカーポートと直結した変形ロの字型【土屋ホーム】

【参照】土屋ホームカタログ取り寄せはこちらから)カタログ取り寄せはこちら(記事LP)

1階床面積/124.63m²(37坪)、カーポート面積/19.87m²(6坪)、延床面積/144.50m²(43坪)。

中庭を中心に置いたロの字型の平屋ですが、エントランスにつながるスロープから直接中庭に入る動線があり、変形ロの字型、また「C」の字型とも言うべき平屋の間取りとなっています。

シンプルな四角形の間取りで、中庭を中心に、LDK、寝室、エントランス、物置などがくるりと囲むように配置され、生活しやすい動線が確保されています。
カーポートからも直接中庭に入れるようになっており、玄関を通らずにリビングなどへ直接アクセスすることも可能。

子育て中は、中庭がお子様の遊び場、家族の団欒の場になり、お子様が独立した後は、夫婦の憩いの場として活用されることになるでしょう。

中庭は芝生ではなく、タイルをしいたタイプ。
廊下やLDKには大開口の窓を設置して、家のどこにいても庭の風景で四季を感じることができます。

中庭のある平屋の間取り③中庭を中心に回遊する暮らしやすい生活動線【株式会社感動】

中庭のある平屋の間取り③中庭を中心に回遊する暮らしやすい生活動線【株式会社感動】

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延床面積 83.22㎡(25.17坪) 、敷地面積 159.56㎡(48.26坪)。
中央に横長の中庭を配置した回遊性の高い生活動線が魅力の平屋住宅間取りです。

夫婦+子ども二人での生活を想定しています。玄関脇には靴や傘などをたくさん収納できる玄関収納を設置。廊下ホール、LDK、洗面室が中庭に面しており、どの部屋にも中庭からの陽光が差し込みます。

横長のLDKでは中庭に面してカウンターを設置。お子様が勉強をしたり、ご主人が本を読んだり、奥様がお茶を飲んだりと中庭を眺めながら思、それぞれの時間を過ごせます。

子ども部屋にはLDKから直接つながる形で、ワンフロアの平屋ならではの、「家族がよく顔を合わせられる間取り」となっています。

ただ、庭自体はそれほど広くはないので、「アクティブに利用する中庭」というより、室内の明かりを取り入れたり、ゆったりとした時間を過ごすための「静かな中庭」と言えるかもしれません。

中庭のある平屋の間取り④中庭とウッドデッキを組み合わせたコの字型【勝美住宅】

中庭のある平屋の間取り④中庭とウッドデッキを組み合わせたコの字型【勝美住宅】

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中庭とウッドデッキを中心に据えたコの字型の平屋間取りです。
19帖の縦長LDK,和室、趣味のシアタールーム、主寝室で中庭を囲み、家のどこからでも庭と光を感じられます。

LDKは中庭が見渡せる位置にキッチンがあり、お子様が庭で遊ぶ姿をチェックしながら作業ができます。
大開口の窓のおかけで、LDKは実際の面積以上に広く感じられることでしょう。

中庭からウッドデッキを通って、駐車スペースにそのまま出られますので、買い物をした後は、中庭を通ってLDKに直接品物を置きにいくといったことも可能です。

キッチンの後ろに水回りをまとめ、さらに隣接する形で中庭とは別に小さな坪庭とウッドデッキを配置。家事動線をすっきりさせると同時に、平屋では大きな問題となる「洗濯物干し場」をしっかり確保しています。

玄関にシューズクロークはありませんが、大型の縦型収納を設置し、土間も大きくとることで利便性をアップ。各部屋に棚や収納を配置して、家具を置かなくても十分な収納力があります。

中庭のある平屋の間取り⑤中庭を中心に回遊できる勾配天井の家【辰巳住宅】

中庭のある平屋の間取り⑤中庭を中心に回遊できる勾配天井の家【辰巳住宅】

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敷地面積:74.58坪、建築面積:36.46坪の中央に庭があるL字型の平屋です。

中庭はウッドデッキになっていて、セカンドリビングとしての利用がメイン。芝生の庭などと比べてメンテナンスに時間と手間がかからないのがメリットです。

中庭の周囲には廊下(ホール)があり、全方向からアクセスが可能。勾配天井と窓からの光でより広さと奥行きが感じられるLDK、和室、子ども部屋2つに主寝室。玄関には土間収納とシューズクロークもついています。

使い勝手を考え、洗面室と脱衣室を分けるアイデアは、子どもの成長を見越してのもの。
キッチンと水回りが離れているので「家事動線」という部分は犠牲になっているものの、「中庭」を中心に回遊性の高い生活しやすい間取りにする工夫が随所に見られます。

中庭のある平屋の間取り⑥洗濯物干し用ウッドデッキを用意し家事動線がすっきり【栃木建築社】

中庭のある平屋の間取り⑥洗濯物干し用ウッドデッキを用意し家事動線がすっきり【栃木建築社】

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建築面積は40.87坪。四角い近未来的な外観が印象的な中庭のある平屋です。
こちらの中庭もウッドデッキ仕様で、中央には植樹がしてあります。中庭はLDKに面した状態で、大開口の窓から庭の様子とそれぞれの廊下が見渡せます。

玄関にはシューズクロークを完備。
ホールに入ると真正面に中庭が見えます。ホールから左に曲がるとLDKと和室。キッチンは対面ではなく、中庭の方を向いています。

リビングからドアを出てススムとお風呂と洗面室、さらに中庭とは別の「洗濯物干し場」として使えるウッドデッキがあります。キッチンからの距離は多少遠いですが、家事動線がすっきりとまとめられています。

LDKの反対側は居室スペース。将来2部屋に分けられる子ども部屋と主寝室。収納も各部屋、各箇所に細かく配置し、収納力を高めています。

【まとめ】中庭のある平屋の家を建てるポイント/「コの字型かロの字型か、芝生かウッドデッキか」をよく考えよう

中庭を作ることで

中庭がある平屋のメリット

  1. 家の中にまんべんなく光を取り込めて明るくなる

  2. 中庭の窓や入り口を調整することで風通しを良くできる

  3. 完全なプライベート空間を手に入れられる

といったメリットがあります。

中庭の種類は大きく分けて「コの字型」と「ロの字型」の2種類。

コの字型の中庭/採光を強化しつつ、外部とつながりを持った中庭がつくれる

カタカナの「コ」の形をしているからコの字型の中庭です。

このタイプの中庭は、中庭に面した廊下、ホール、居室にたっぷり光を届ける採光の面で非常に貢献度が高くなります。窓の数も増やしやすくなりますし、高気密の家で重要となる「換気・通風」という面でも役に立つでしょう。

コの字型は、完全にふさがっていない部分をどのようにするかで「外界とのつながり具合」を調整することができます。使い方によっては、この記事で紹介した間取り②のようにカーポートやエントランスとつなげて、部屋全体のアクセスをしやすくしたり、間取り④のようにウッドデッキを挟んで、駐車場と行き来できるようにしたりと、様々な工夫が可能です。

ロの字型の中庭/完全なプライベート空間と回遊性の高い間取りを実現

中庭を建物で閉じ、カタカナの「ロ」の字型になる間取りです。

ロの字型間取りの大きな特徴が、「回遊性」です。ここで紹介した間取りの⑥が⑦のように、中庭を中心に据えてホールや廊下を作ることで、ぐるりと建物中を回遊できる間取りを作ることができます。中庭をショートカットすれば、さらに動線をスムーズにできるなど、生活動線が快適な間取りです。

家のどこからも中庭が見渡せて、それでいて外界からは完全に遮断されたプライベートな空間を楽しむことができます。

【重要】中庭を芝生やタイルにするか、ウッドデッキにするか。よーく家族で考えよう

中庭の種類としては、形以外に、「芝生やタイル」にするか、「ウッドデッキ」にするかという大きな分かれ道があります。

「芝生やタイル」にする場合は、一般的な庭と同じ扱いになるでしょう。子どもたちがボール遊びをしたり、遊具をしたり、ガーデニングをしたりといった「外遊び」を中庭というプライベート空間で楽しむことができます。バーベキューやプールなどアウトドアが大好きという人にはうってつけです。

対して、「ウッドデッキの中庭」は家の延長「セカンドリビング・アウトドアリビング」といった意味合いが強くなります。靴ではなくサンダルなど「ウッドデッキ用」の履物で外に出て、デッキチェアやアウドドアチェアで空を見ながらティータイム。ディナーの後は、ほろ酔い気分で星を眺める。そんな、「大人の中庭ライフ」を求める方にはウッドデッキタイプが最適化も知れません。

ワンフロアのコンパクトな平屋と中庭の相性は抜群です。ぜひ、ご紹介した間取りを参考にして、あなたの人生をより豊かにしてくれる「最高の中庭がある平屋」を作り上げてください。

 

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