家づくりを始めようと思った時、まずはじめに考えるのが「家の間取り」です。住宅チラシなどを発見すると、ついつい「どんな間取りかなー」とチェックしてしまうという方も多いでしょう。
理想の間取りを自分の手で作ってみたいという需要は多く、皆さん「無料で使える間取り作成ソフトやアプリ」を使っています。
現在は、ネット接続した状態でブラウザ上でプログラムを動かす「クラウド型」が主流になっています。
一番おすすめ!「クラウド型」の間取り作成フリーソフト・アプリ3種類
もはや、ソフトウェアはパソコンにインストールして利用する時代ではなくなりました。
ホームページを閲覧するためのブラウザを利用して、その中で間取りの作成やシミュレーションができるフリーソフトをご紹介します。
基本的に最新のブラウザ(Google Chromeなど)が使えれば、WindowsでもMacでも問題ありませんし、アンドロイドやiOSでも利用できる場合もあります。
①マイホームクラウド/使いやすい無料間取り作成アプリ。充実した機能が特徴
システムやインターフェースなども含めて、2019年12月現在で最も最新型の無料間取り作成アプリといえるのが、こちらの「マイホームクラウド」です。
その名の通り、インターネット上のスペース「クラウド」を活用して、ソフトのインストールなどなしにブラウザ上で間取り作成が出来る他、作成した間取りデータをクラウドに保存しておくことが可能です。
パソコンだけでなく、スマホ(iOS、Android)にも対応というスグレモノ。
会員登録をしなくても間取り作成の作業は可能。「新規図面作成」のボタンを押すと画面が切り替わり、作業画面に移動。かなり洗練されたインターフェースで作業がしやすそうです。
間取り作成の操作自体はとても直感的で簡単。動作も早く、ストレスなく間取り作成が楽しめるでしょう。
「みんなのマイホームを見る」というページもあり、実際にマイホームクラウドを使って作られた間取りの作品を閲覧することができます。
今後はこういった「無料間取り作成+間取り見せあいSNS」のようなコミュニティサイト形式のサービスが増えてくるのかもしれませんね。
②住宅間取り設計/無料で利用できるパソコン・スマホ両対応のオンライン間取り作成サービス
「住宅間取り設計」は、Googleクローム上で動作する、オンラインの間取り作成サービスです。
パソコンとスマホの両方に対応しており、現在もアップデートが行われ、最新版を利用することが可能です。
ホームページに「おもしろい声」でソフトの概要を説明してくれる動画があるので、一度参考までに見ておくことをおすすめいたします。
間取り作成ソフトとしての目新しさはありませんが、ソフトをダウンロードしてインストールしなくとも、オンラインでブラウザから利用できるという点は大きなメリットですね。
③住友林業の間取りシミュレーション/1000通りの間取りパターンから選んで理想の家を作れる
「間取りシミュレーション1000」は、住友林業が運営している間取りシミュレーションです。
さすが、大手ハウスメーカーのサービスだけあって、一段レベルが違う印象です。
予算や要望に合わせて、様々な条件の組み合わせの中から作られた約1000通りの間取りパターンが選べます。
間取りはもちろん、外観やインテリア、フロア素材なども選ぶことができ、かなり詳細なシミュレーションが可能になっています。
平屋と2階建て、人気の2タイプにもちろん対応。
生活スタイルに合わせた理想の間取りパターンが収録してあるので、特徴別に選んで、完成形が比較ができます。
間取りと同様、外観イメージも重要な要素の1つ。
壁の色1つでも印象は大きくかわります。
様々な要素を選択していくスタイルなので、自分で「あれをこっちに動かして、壁の大きさをかえて...」と面倒な作業がいらない点もメリットです。
大手ハウスメーカー渾身のシミュレーションですので、その完成度はかなり高いです。
④パナホームの家づくりシミュレーション
5つの質問に答えると、間取りプランや外観の仕様などをシミュレーションし、概算の見積もりまで確認できるというサービスです。
間取り作成の自由度という面では物足りない部分はありますが、間取りだけではなく、内観や住宅設備、インテリアまで考慮してプランをシミュレーションでき、費用感も確認できるのは便利です。
パナホームの家に興味がある方はもちろん、「大手のハウスメーカーはどのくらいかかるのかな〜」と興味本位で試してみるのもアリですね!
【iPhone対応】スマホで使える無料の間取り作成アプリ間取りTouch+
スマホのタッチ操作を使って指一本で間取りが作成できるアプリ。
間取り作成としての機能は充実していて、スマホならではの直感的な操作で間取りが作れるというシンプルさが魅力です。
作った間取り図は画像として保存できるので、それをSNSでシェアしたり、家族に送って新築計画の相談をしたりと様々な使い方できるでしょう。
残念なのは、Android未対応で使えるのはiPhoneのみということでしょうか。
Androidにも対応した間取り作成アプリは他にもあります。しかし「無料」とうたってはいますが、結局は課金をしないと間取りの保存が出来なかったり、選べる要素の種類が少なかったりとユーザーの満足度が高い「スマホ用で無料の間取り作成アプリ」は、なかなかありません。
古いパソコン、ネットなしOK「インストール型」間取り図作成アプリ2種類
ここで紹介する間取り作成のフリーソフトは、基本的に無料で使用できます。
それぞれソフトが動作する環境やPCのスペック、操作感などに違いがありますので、いくつか試してみて、自分に合ったものをお使いになることをおすすめします。
まず最初はWindows対応の間取りフリーソフトです。
①せっけい倶楽部/Windows10に対応した使い勝手の良いシンプルなマイホームシミュレーター
住宅間取り作成フリーソフトの決定版として有名な「せっけい倶楽部」。
シンプルかつ高性能な内容ですが、フリーソフトです。
簡単な入力作業のみで理想の間取りが作れる点が最大の魅力。
多少古めかしい感じはしますが、その分、わかりやすいインターフェースで、楽しく、迷わず間取り作成が行えます。
入力した間取りデータを元にして、理想の一戸建て住宅をきれいな3DCGでシミュレーション。 希望の条件などに合わせたサンプル間取りデータのダウンロードなども可能になっています。
敷地から始まり、壁、屋根、柱、部屋とパズルを組み立てるように、理想の間取りを構成する部品を組み上げていきます。
公式サイトには便利過ぎるオンラインマニュアルがついているので、そこで調べながら一つ一つクリアしていけば、誰でも理想の間取りを作れるようになるでしょう
親切なQ&Aもついているので、困った時はそちらを確認するようにしましょう。Q&Aで解決しなかった問題用に専用の問い合わせフォームもついているので、安心です。
②間取りPlanner Plus/格安で充実した機能が使える有料ダウンロード版がおすすめ
間取りPlannerは、平面間取り図作成ソフトの老舗ということで、少々、古めかしい印象はありますが、シンプルに間取り図を作成するという点においては、問題ないでしょう。
こちらもフリー版と製品版が有り、機能性にはそれなりの差があるので、しっかり使いたいなら有料版がおすすめ。
有料モデルでも、ダウンロード版であれば1280円で購入できるので、最初から有料版にしてしまうのもありかもしれません。
まとめ/お試しなら住友林業&パナホーム!本気で始めるならプロによる無料作成も
これで準備は整いました。あとは実際にソフトを使って間取りを作ってみるだけですね。あとはあなたのセンスと努力次第です。
フリーソフトで完成度の高い間取りを作るのは、結構難しいかも知れませんが、がんばってやりとげてください!
いろいろな種類がありましたが、なんといってもおすすめは、一流ハウスメーカーの間取りが確認できる「住友林業とパナホーム」になるでしょう。
どちらかのハウスメーカーが気になっているという方であれば、一度利用しておいて損はないと思います。
大手ハウスメーカーが長年蓄積してきた「実際に建てられた家のデータ」を元にしていますので、より「住みやすい、理想に近い家」が出来上がる確率は高まる訳です。
手間と時間をかけることなく、「とりあえず、いろいろな条件を決めて、間取りづくりをやってみたい」というか方にはおすすめのサービスです。
本気で家づくりを始めたいという方には、プロが作る本物の間取り作成サービスをおすすめ
家づくりを本格的に進めていきたいという場合は、この記事で紹介した間取り作りのソフトやサービスでは、少々物足りない、もしくは「まどろっこしい!」と思うこともあるかもしれません。
自分たちの希望が反映されたプロの手による間取りを見て検討したいということであれば、最初から「無料の間取り作成&資料取寄サービス」を活用してしまった方が早いです。
興味のあるハウスメーカーを選んで、間取りプラン、カタログなどの資料、費用プラン、土地情報などをまとめて取り寄せることができるお得なサービスです。
興味のある方は、こちらの記事に特長ややり方などをまとめてありますので、ぜひ御覧ください。
お気に入りのハウスメーカーを見つけよう。
こちら「人気ハウスメーカーおすすめ12社の特長を徹底比較【注文住宅】」の記事で、住友林業を含めた今人気のおすすめハウスメーカー12社の特長を徹底比較していますので、ぜひチェックしてください!
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