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家を建てるメリットとデメリット。本当に一戸建てマイホーム必要ですか?

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家を建てるメリットとデメリット。本当に一戸建てマイホーム必要ですか?

家を建てる前に、一戸建て注文住宅のメリット、デメリットをしっかり考えてみよう

こんにちは、管理人のISHIKAWAでございます。

夢の一戸建て、新築注文住宅、理想のマイホーム...

言葉の響きはとっても素敵ですよね。誰もが一度は憧れる自分の城、一戸建てマイホーム。

私も庭付き一戸建てマイホームを34歳の時に手に入れました。おかげで今はとっても快適に暮らしていて、とっても幸せです。

ただ、家を買おうと思って精力的に家づくりをしていた頃は、「一戸建てマイホームを建てるのは良いことだ!」としか思っていませんでしたが、よくよく考えてみると「一戸建てを建てるデメリット」ももちろんある訳で...。

結果的に、一戸建てを購入し、そこで幸せに暮らしているので「まあ、いいか」と思えますが、これから家を建てようと思っている、今まさに家づくりの真っ最中という方には、ぜひとも「一戸建ての家を建てるメリットとデメリット」をしっかりと理解した上で、前に進んでいって欲しいと思います。

Q1【家を建てるメリット】一戸建て注文住宅を購入して良かったところランキング

まずは、一戸建ての注文住宅を建てた方が「良かった、これはメリットだ」と感じたポイントについて、私自身が一戸建てに暮らしてみた経験や先輩方へのアンケートを参考にしながら、紹介しましょう。

メリット①騒音や生活音が気にならなくなった。特に子どもがいる場合は評価高し

メリットや良かった点として最も多く挙げられた答えが「騒音と生活音」に関するものでした。

マンションやアパートに住んでいると、他の家庭と壁一枚、床一枚、天井一枚で隣り合っていますので、生活音を気にして生活することになります。実際に経験したことがある人ならわかると思いますが、なるべく音をたてずに生活するというのは、かなりのストレスでもあります。

小さいお子様のいるご家庭では、これはもう死活問題と言えるでしょう。基本的に、子どもたちはご近所様のことなど考えてくれはしません。起きていれば、どたどたと足を踏み鳴らして走り回り、大声を出して泣きじゃくります。音の出るおもちゃが大好きで、一日中パトカーのサイレンが鳴り響いているというご家庭も珍しくないでしょう。

我が家も、息子が1歳になる前になんとか一戸建てを購入しようと考えて、早めに動き出しました。無事に、歩き出す前に賃貸マンションから一戸建てへと引っ越すことが出来ましたが、現在の息子の暴れっぷりを見ていると、もしあのままマンションに住んでいたかと思うと背筋が凍ります。こちら、親の立場にたってみると、子どもの騒音というのは、一戸建てを購入して引っ越したい大きな理由の一つになり得ると思います。

当然、こちらが騒音の原因になることもあれば、「騒音の被害を受ける」という場合も考えられます。賃貸住宅では、いつも隣の部屋の生活音に悩まされストレスを感じていたが、広い一戸建て住宅を建てて引っ越したら、すっかり解消されたというのは、よくある話です。

メリット②マイホームを手に入れたという充実感が人生を豊かにしてくれる

続いて、意外に多かった「家を建てるメリット」の答えが「一戸建てを手に入れたという充実感」というもの。一生に一度の大きな買い物、しかも自分の思い通りに描いた家を建てるのですから、その満足度たるや天にも昇る気持ちでしょう。

もしかすると、注文住宅の契約書にサインをした時には不安の方が大きいかも知れませんが、次第に形になっていく自分の家を見ていると、その気持ちはだんだんと「ついに、一戸建て住宅を手に入れたのか〜」という充実感に変わっていくのだと思います。そして、完成した我が家に足を踏み入れ、新居での生活を始めた時、その充実感は確信にかわります。

「一戸建ての家を建てて良かった〜」

一国一城の主になるという満足感、充実感は他にはない最高の体験であるということでしょう。

 メリット③間取りを自由に決められることでより快適な暮らしが可能に

次にメリットとしてあげられるのが「間取りの自由度」です。

当然、賃貸住宅では、すでに用意された間取りの中から、自分の好きな物件を探して住むことになりますが、その間取りを後から変えることは基本的に出来ません。しかし、一戸建て住宅、注文住宅であれば、間取りをどのようにするかは基本的に建てる人の自由です。

もちろん、設計や建築法など、様々なルールはありますが、ハウスメーカーや工務店、設計士さんは出来る限り施主の希望が叶うようにがんばってくれます。賃貸住宅は基本的にワンフロアですが、一戸建て住宅は2階、3階、地下と縦方向にもスペースを広げることが出来ますので、その自由度はかなり大きいと言えます。

  • 「収納をたくさん作れたので荷物がすっきり整理できて、家の中をおしゃれにスタイリングできるようになった」
  • 「自分用の書斎やオーディオルームなど家族のニーズに合った間取りを計画出来た」 

などといった意見が寄せられています。

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メリット④広い家で気兼ねなく、子どもをのびのび育てられる

騒音問題とも関係していますが、やはり狭苦しい印象のある賃貸アパートだと、ご近所様の目や耳を気にして、子どもを思い切り自由に遊ばせてあげにくいという親御さんは多いようです。

確かに、子どもが楽しく遊んでいるのに、「お隣に聞こえてうるさいから静かにしなさい!」と叱るのは気が引けますよね。一戸建て住宅なら、どんなに騒いでも大丈夫とは言いませんが、賃貸住宅に比べて圧倒的に気楽に、のびのびと子どもたちが過ごせる、育児ができるのは間違いないと思います。

他にも

  • 二世帯住宅を建てて同居したことで、育児の負担が減って自由時間が増えた
  • 広い庭で子どもたちが遊んでいるのを見て、家を建てて良かったと思えた
  • アパートに比べてお風呂が広いので、パパと子ども全員で一緒に入れる 

といった「メリット意見」が出てきています。

メリット⑤終の棲家が出来たという安心感が幸せな老後につながる

マンションやアパートなどの賃貸住宅は、もちろん「借り物の家」ですから、賃貸契約が終われば出ていかなければなりません。それに引き換え、一戸建ての持ち家は、ローンが払えなくなるなどの「最悪な状況」が訪れなければ、終の棲家として一生、住み続けることができます。

誰もが一瞬でホームレスに転落してもおかしくない時代。自分の帰ることろ、住むところがあるというのはなんとも幸せなことです。

メリット⑥毎月の家賃出費がなくなり、逆に土地という資産が残せる

最近はローコスト住宅など、1000万円台など収入に見合った堅実な一戸建て住宅を建てるのがトレンドになっています。そうなると、住宅ローンと家賃はそれほど差がなく、場合によっては「家賃より住宅ローンの方が安い」という場合も少なくありません。

賃貸住宅は自分のものにはなりませんが、一戸建て住宅は間違いなく自分のもの、子どもたちに残すことができる立派な資産です。そう考えると「家賃を払っているのが馬鹿らしい。毎月お金を捨てているみたい」と単純に思ってしまったのが、小生です。

建物は経年劣化と共に資産価値は落ちていきますが(約20年でゼロに)、土地の資産価値は残ります。その点も一戸建ての大きな魅力と言えるでしょう。

こんなはずでは...一戸建てを建てて困ったこと・デメリット

一戸建ての住宅だからこその困り事というのも当然存在します。アンケート結果から具体例を見てみましょう。

デメリット①以前はマンションのオートロックだったため、一戸建てに越してから訪問勧誘が増えた

確かに、オートロックのマンションはセキュリティがかなり高く設定されていますので、不要な訪問販売などは、入り口のところでシャットアウトできます。しかし、一戸建ての場合、玄関までは誰でも入ってくることが可能ですので、チャイムは押し放題です。

訪問販売、営業マン、宗教関係など様々な「いらない訪問」が増える可能性は否定できません。ただ、現在は、共働きで昼間誰もいない家庭というのも増えているので、あまり気にしない方も多いようです。

新聞勧誘などは、新聞の購読率も下がっていて「誰も読みゃあしない」と思っているのか、我が家へ勧誘に来たことは一度もありません。

デメリット②賃貸住宅の修繕費はかからないが、一戸建てを維持するのにメンテナンス代がかかる

マンションなどでは住人共同で修繕費などを出して、建物の補修などに利用するのが一般的です。一戸建ての場合、そのような修繕費が毎月かかることはありませんが、一戸建てを建てた後の経過年数に応じて、様々なメンテナンスが必要になることがあります。

  • 壁の補修や塗装、防水処理
  • キッチン、お風呂、給湯器、トイレなど設備の修理や交換
  • 内装の汚れや破損の修繕
  • 老朽化した部分の修理やリフォーム 

などなど、その項目は多岐にわたります。

それらを一戸建てを建ててくれたハウスメーカーなどの協力を得ながら、順次対応して、いつも変わらない暮らしを送れるようにメンテナンスを続けていくことが、一戸建て住宅で暮らすためには必要となります。

デメリット③階段の登り降りが大変で、齢をとったとき心配

一戸建て住宅となると、2階建て、3階建てが当たり前ですが、上の階に登るにはやはり階段は必須となります。若いころには大丈夫でも、齢をとって足腰が弱くなったら、2階に登れないという心配は確かにあります。ただ、それを一戸建てを建てようとしている若いころに考えられるかというと、なかなか難しいところです。

しかし、最近は晩婚化の影響で家を建てる時期も遅くなっていることから、将来を見越して階段のない平屋住宅を建てるという方も多くなっています。それなりに土地の広さがあれば、平屋住宅ほど快適で暮らしやすい一戸建て・間取りはないので、検討してみる価値は十分にあると思います。

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新築一戸建て住宅というと、2階建て。狭小地であれば3階建てというのがイメージですが、密かに平屋建ても人気になっています。様々な理由で平屋住宅が人気になったことで、ハウスメーカーも平屋住宅のプランを積極的に作り、売り出すようになり、さらに魅力が増しています。そんな平屋住宅のおすすめ間取り事例をご紹介しています。

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Q2一戸建ての購入前、家を建てる前に知りたかったことランキング

続いては、一戸建て住宅を購入した人が「これは家を建てる前に知りたかった」と思ったポイントについて、アンケート結果を元にランキング!

 ①マンションに比べて冷暖房効率が悪い!

気密性の高い鉄骨マンションなどは、コンパクトに作られていますし、非常に冷暖房効率は良いです。それに比べて、一戸建て住宅は、そこかしこに空気が流れる出入り口があるし、部屋や家自体も広いので、工夫をしてあげないと冷暖房効率が非常に悪くなることがあります。

特に、人気の吹き抜けやリビング階段は要注意。開放的な吹き抜けや、リビングから直接上階に行くことができるリビング階段は、一戸建て住宅の人気トピックスですが、冷暖房効率という観点で見ると、非常に質の悪い部分になります。吹き抜けは当然のことながら、壁や天井で囲まれていないひろ~いスペースを作ることになりますので、暖気や冷気は一箇所にとどまってくれず、冷暖房効率は悪くなります。

リビング階段もしかり。リビングを暖めたり、冷やしたりしても、上階とそのままつながっていることで、冷暖房効率が悪くなります。ちなみに我が家は「ダイニング階段」というような設計になっているため、冷暖房効率が悪い部分があったのですが、階段の入口にロールスクリーンカーテンをつけることで、それを克服しました。

②一戸建てを建てる土地や環境は事前にリサーチするべき

家を建てるということは、その土地にずっと住み続けるということです。家の広さや主要道路からのアクセスだけでなく、周囲の環境や土地の情報についても、詳しく事前に調べておくべきです。

例えば、不動産屋の話では、売られることはないと言われた隣の土地がすぐに販売されてしまったため、家が建って日当たりが悪くなったというようなトラブルはよく聞きます。また、よく調べないで土地を購入し、住み始めたら、やたらと行事やお祭りなどに積極的な地域で、役員などで参加させられて困った。というようなエピソードも聞いたことが有ります。

目星をつけた土地があったら、その周辺を歩いて散策してみたり、隣近所の人などに住み心地などを率直に訪ねてみるのも手ですね。

③住宅ローンの他にも税金などの出費がある

家を買う、一戸建てを建てるとなると、物件価格や坪単価、住宅ローンの借入金額ばかりに意識が行きがちですが、住宅を購入後、後からやってくる出費についても知っておいた方が無難です。

例えば、固定資産税や不動産取得税などの税金がそれ。知らずにいると「なんじゃそりゃー」と慌ててしまいますが、最初に計画をしておけば、無理なく、安心して一戸建て住宅を購入することが出来るというものです。

一戸建てを建てるなら、この設備はつけておくべきだランキング

一戸建て住宅は、間取りも自由ですが、どんな設備をつけるかも自由に決められます。ウォークインクローゼットや太陽光発電、広い庭にカーポートなど。実際に一戸建て住宅を建てた人が「これは付けておけ!」とおすすめする設備とはいったい何なのか?

①大きな収納部屋=ウォークインクローゼットは必須!

やはり、多くの票が入ったのが収納に関する話題。収納は、実際に人が暮らす部分ではありませんが、生活をする上では重要な部分です。

生活空間に物があふれると、とたんに暮らしは窮屈になります。賃貸住宅の大きなデメリットは、やはり収納力の低さ。その点、一戸建て住宅は、敷地面積が広い分、かなり大きな収納スペースを確保できます。

寝室や子ども部屋にそれぞれ個別の収納があるのは当たり前。特にオススメなのがウォークインクローゼットなどの「大型収納部屋」を一つ作っておくこと。この部屋に季節ものなどをまとめてしまっておくことで、片付けはもちろん、必要な物を引っ張りだすのも楽になります。

ちなみに我が家は、2階の廊下部分に一つ、寝室に一つ、大型収納部屋を用意してあります。正直、とてつもなく便利です。

②コンセントはできるだけ多めにつけておく

非常に細かい部分ですが、これは本当に重要。家が建ってしまってから増設するのは、非常に大変です。

実際に暮らしてみると必要な電化製品が多いこと、多いこと。これは全部、当然のことながら電気で動きますので、コンセントが必要になります。使いたいところにコンセントがないと、延長ケーブルを使うなど、非常に不便。

またコンセントが少ないと、タコ足配線になって、不衛生ですし、火事の原因にもなりますので注意が必要です。例えば、テレビを置く場所の近く。テレビ、DVDレコーダーはもちろん、デジタル時計だったり、扇風機だったり、時にはマサー時期だったり、とにかくいろいろなものを使う可能性が多い部分です。

我が家は、Amazonのfire TVやアンテナのブースター電源などもついているので、特に多い。また、階段や廊下などにも忘れずつけておきましょう。掃除をする時やちょっとしたフットライトをつける時など便利です。

③太陽光発電は出来れば付けておいたほうが良い

アンケート回答者の約2割が「つけたほうが良い」と答えたという太陽光発電システム。太陽光発電で電気を備蓄しておくことの安心感や災害時の利用などをメリットにあげる人が多く、設置費用はかかるものの、いざという時の備えとしてつけおくという人が多いようです。

ハウスメーカーの中には「標準装備で太陽光パネル付き」というプランもあるので、参考にしてみてはいかがでしょう。

まとめ:デメリットは必ずある!それでもやっぱり、夢の一戸建てマイホームが欲しい!

まとめ

人生で、おそらく一人一つしか買えないであろう一戸建て住宅。だからこそ、面白くもあるのですが、「絶対に失敗したくない」というのは誰もが思うところです。デメリットというものは、どんなものにもある訳で。賃貸マンションでも、新築一戸建てでも、中古マンションでも。それぞれ良いところ=メリットもあれば、悪いところ=デメリットもあります。

今回記事で紹介した「一戸建てを建てるデメリット」があったとしても、やはり人生に一度の「夢の一戸建てマイホームが欲しい」という熱い気持ちは、皆さん変わらないと思います。一戸建てマイホームには、そんなデメリットなど吹き飛ばしてしまう、ものすごく大きな魅力があります。家を建てて、住んでみれば分かります。「ああ、家を建ててよかったなあ」と心の底からきっと思うはずです。

そんな幸せなゴールに向かって、ぜひ皆さん、家づくりを頑張ってください!やるっきゃない!

それでも新築一戸建てのマイホームが欲しい!と思ってしまったかたは、こちらの記事を御覧ください。

建てたい家のタイプ【2階建て・平屋・二世帯】と【土地のあり・なし】で分かれる「理想の家」の作り方はこちら

参考文献:新20年たっても後悔しない一戸建ての選び方がわかる本 (100%ムックシリーズ)

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