リビングは注文住宅の間取りで最も重要になる部分の一つ。
家の中心であり、家族が集まる場所であり、生活の拠点でもあるリビングで快適に過ごせるかどうかで、家全体の満足度が変わってきます。
リビングの間取りや仕様にこだわりをもっている方は多いですよね。
今回は、標準的な延べ床面積で、かつこだわりを持って広々としたリビングのある素敵な間取りを作り上げた家をご紹介したいと思います。
広いリビングのある間取り①平屋/半地下を活用した広々リビング
【参照】フォーディーズデザイン(Suumo)/(カタログ取り寄せはこちらから)
延床面積107.00m2(32.3坪)の平屋建て。
平屋はフロアがフラットであることが利点でもあり欠点でもあるのですが、こちらの家はスキップフロアと半地下を利用することで、まるで3階建てのような平屋の間取りを実現しています。
今回注目のリビングは、パントリー付きの対面キッチンと和室が隣接した22帖のLDKにプラスして、約10帖の半地下フロアがついてきます。
和室を開け放つことで、さらに開放感のあるリビングになりますし、半地下をセカンドリビングとして考えれば、フロアを2つ使った大規模なホームパーティーも夢ではありません。
和室はいらないという方であれば、こちらもリビングの一部にしてしまっても良いと思います。
広いリビングのある間取り②2階建て/ホームパーティーができる26帖のLDK
【参照】桧家住宅(Suumo)/(カタログ取り寄せはこちらから)
延床面積118.41m2(35.8坪)。
夫婦+子ども2人でお住まいのお家です。
こちらのコンセプトは「友達とわいわい過ごせるリビング」だそうです。
1階は玄関と子育て世代必須の土間収納、洗面・バスとLDKというシンプルな間取りで、プライベート居室はすべて2階にまとめてあります。
LDKは26帖。
アイランド型のオープンキッチンとその隣に、少し出っ張ったダイニングスペース。
残りの部分はすべてリビングとして利用できます。
リビングは吹き抜けとスリット窓で明るく、オープン階段なので、場所を取らず圧迫感もありません。
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広いリビングのある間取り③2階建て/夫婦のみ世帯の見晴らし最高2階リビング
【参照】セルコホーム(Suumo)/(カタログ取り寄せはこちらから)
延床面積128.26㎡(38.7坪)。
ご夫婦がセカンドライフを過ごすために建てたお家です。
海の見える高台に建てた家は抜群のオーシャンビューが特徴。
そのため絶景を楽しむためにリビングを2階に設けてあります。
南北に大きな窓を設置して、景色の移り変わりを存分に堪能。
LDKの間仕切りは少なくして、アウトドアリビンとも言える広いバルコニーとつなげることで、フロア全体を使って開放的な空間を作り上げています。
リビングの広さを感じるのは、もちろん面積が大きいことは重要ですが、間仕切りの使い方や外空間とのつながりによっても、変化していくものだということが実感できる間取りですね。
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広いリビングのある間取り④2階建て/吹き抜け&ウッドデッキの大開口LDK
【参照】イノスグループ(Suumo)/(カタログ取り寄せはこちらから)
延床面積146.52m2(44.3坪)。
夫婦+子ども2人でお住まいです。
田園地帯での優雅な田舎暮らしを実現したお家。
注目のリビングは、構造面の安定性をクリアしつつ、仕切りをなくした大きなワンフロアとして設計。大きな開口部の先には広いウッドデッキと庭があり、開放感は抜群です。
こちらのウッドデッキにはソファセットを設置してセカンドリビングとしても活用中。
オープンキッチンの裏側には大型収納があり、隣接する形でユーティリティー室、洗面室、浴室をひとまとまりに配置して、家事動線をスムーズにしています。
広いリビングのある間取り⑤2階建て/ドアのないワンフロアで実現したリビング空間
【参照】アエラホーム(Suumo)/(カタログ取り寄せはこちらから)
延床面積142.10m2(42.9坪)の2階建て。
30帖を超える大きなLDKが特徴です。
施主の希望は「仕切りやドアをなくして、広々と暮らせる家」とのことで、1階は玄関からLDKの奥までドアを設けない大空間を実現。
大空間でも夏は涼しく、冬は暖かく過ごす工夫がされています。
リビングは吹き抜けで開放的に。南側の窓から陽光が差し込みます。
7帖と広めのキッチンを中心に置き、バス・トイレ、洗面といった水回りとリビング空間を左右に分けてゾーニングしています。
以上、リビングが広い間取りをご紹介しました!
まとめ/広いリビングの開放感は、「面積」だけでなく「しきり」と「外とのつながり」が重要。
延床面積が200坪あれば、そりゃあ大きなリビングにできるでしょうが、皆さんそういうわけにはいきません。
限られた面積の中で、いかに広く快適なリビングを作れるかがポイントです。
そのためにはリビングの面積はもちろんですが、間仕切りや扉を極力なくした開放的な空間づくりや、ウッドデッキ、庭、テラスなど「外側の空間」と内側のリビングを違和感なくつなげて「家全体として大きくて広いリビング空間」を作り出すことが重要なのだと思います。
今回紹介した間取りも参考にしながら「理想の広〜いリビング」のある間取りを作り上げてください。