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二世帯住宅 間取りプラン

【50坪】二世帯住宅の間取りプラン4種類。共有スペースが多い部分施設共有タイプがメイン

【50坪】二世帯住宅の間取りプラン4種類。共有スペースが多い部分施設共有タイプがメイン

二世帯住宅の一戸建て住宅は、「各世帯がどのくらいスペースを共有するか」で間取りが大きくことなります。
ほとんどの部分を共有するタイプであれば、50坪の二世帯住宅でも平屋は可能です。

50坪の二世帯住宅の場合、玄関やお風呂などを各世帯共有にする部分施設共有タイプが多くなります。玄関ホールを世帯別に分けた「同一建物内独立タイプ」にするならば、3階建て以上が理想でしょう。

各ハウスメーカーが実際に建てた、またはプランニングした2階建て、3階建ての「50坪の二世帯住宅間取りプラン」を見てみましょう。

 

50坪の二世帯住宅間取り①中庭が特徴的な三世帯同居の平屋【大和ハウス】

50坪の二世帯住宅間取り①中庭が特徴的な三世帯同居の平屋【大和ハウス】

【参照】大和ハウス(カタログ取り寄せはこちらから)

ひいおばあちゃん+夫婦+娘夫婦+子ども2人という3世帯同居を実現している驚異の平屋建て住宅をご紹介します。

敷地面積:433.05m2(130.99坪)
延床面積:184.01m2(55.66坪)

大和ハウスの鉄骨系(ジーボ)が得意とする高い天井と広い空間を最大限に活かした平屋の間取りです。
玄関やLDK,風呂などを各世帯が共有する全施設共有タイプ。
特徴的な中庭が回遊性を高め、生活動線を快適に。高齢のおばあちゃんが歩行器でスムーズに歩けるよう、廊下も広くとってあります。

ダイニングの上には陽光が降り注ぐ吹き抜け、リビングには大開口サッシの窓が取り付けられていて、芝生を敷き遊具を置いたお子様お気に入りのお庭が眺められます。

大家族で暮らす場合問題となるのが収納。
キッチンは特に豊富な収納スペースを確保し、外からモノが見えないよう、壁面収納に食器、家電、冷蔵庫などもすべてを収め、その他の物品に関しては隣接する広いパントリーにまとめました。

キッチンから洗面スペースへダイレクトに移動できるようにして、家事動線を快適にする工夫もされています。

50坪の二世帯住宅間取り②各世帯の距離感を大事にした部分施設共有タイプ【泉北ホーム】

50坪の二世帯住宅間取り②各世帯の距離感を大事にした部分施設共有タイプ【泉北ホーム】
50坪の二世帯住宅間取り②各世帯の距離感を大事にした部分施設共有タイプ【泉北ホーム】

【参照】泉北ホーム(カタログ取り寄せはこちらから)

延床面積159.82m2(48.35坪)

こちらは施主様からこんな要望をいただいて建てられた二世帯住宅です。

  • 各世帯のプライバシーを守り、生活音に配慮した間取り
  • 収納スペースをたっぷりとりつつ、生活動線と収納位置のバランスをとる
  • 家族のふれあいも大切にして、「二世帯住宅らしさ」も感じられる家

玄関は共用で、1階は共用スペースと親世代の居室。2階が子ども世代のスペースになります。
それぞれの生活音が気にならないようにするために気をつけるのは①水回りと②上下の部屋の位置関係です。2階の水回りが1階の居室と重ならないように配慮。子ども部屋と各階のLDK,寝室の位置を調整して、どの部屋にいてもそれぞれの生活音が気にならないような間取りになっています。

二世帯分の収納を確保するため、様々な場所に細かく収納スペースを設置。家族が増えると靴や傘の数も当然増えますので、玄関横には広めのシューズクロークを用意しました。

それぞれのLDKに設置したカウンタースペースは、奥様の家事スペース、お子様の勉強スペース、ご主人の書斎スペースと、様々な用途で利用が可能です。

1階の中心部分に家族団らんルームとして和室を設定。一緒にご飯を食べたり、孫と遊んだりと、家族のコミュニケーションの場として活用できます。

50坪の二世帯住宅間取り③共働き夫婦を元気な親世帯がサポートする仲良し二世帯【セキスイハイム】

50坪の二世帯住宅間取り③共働き夫婦を元気な親世帯がサポートする仲良し二世帯【セキスイハイム】
50坪の二世帯住宅間取り③共働き夫婦を元気な親世帯がサポートする仲良し二世帯【セキスイハイム】

【参照】セキスイハイム(カタログ取り寄せはこちらから)

延べ床面積:164.23㎡(49.7坪)
基本的には、玄関や風呂などは各世帯が一緒に使う「部分施設共有タイプ」ですが、2階の子ども世帯にも「シャワールームや洗濯機スペース」があるユニークな二世帯住宅の間取りです。

共働きで忙しい子ども世帯を元気な親世帯がサポートするというコンセプト。玄関を入ると、家族団らんの場である共有のリビングとそこにつながる和室。リビングの横には親世帯の寝室と共有のお風呂、洗面スペースが並びます。

共働きなので、昼間、家をメインで使うのは親世代。子どもが学校から帰ってきたら、この1階部分をメインに、おじいちゃん・おばあちゃんと過ごします。キッチンもリビングで遊んでいる子どもに目が届くよう、対面型をセレクト。

帰りが遅くなることも多いご夫婦の生活スタイルを考え、2階にもシャワースペースを設置。さらに1階に生活音が漏れない工夫もしつつ、ベストな位置に子ども世代専用の洗濯機スペースを用意して、夜遅くなっても気兼ねなく洗濯ができるようになっています。

広めのバルコニーもあるので、洗った洗濯物はそのまま2階に干すことができます。

50坪の二世帯住宅間取り④四角くシンプルにまとめた3階建ての同一建物内独立タイプ【ミサワホーム】

50坪の二世帯住宅間取り④四角くシンプルにまとめた3階建ての同一建物内独立タイプ【ミサワホーム】
50坪の二世帯住宅間取り④四角くシンプルにまとめた3階建ての同一建物内独立タイプ【ミサワホーム】
50坪の二世帯住宅間取り④四角くシンプルにまとめた3階建ての同一建物内独立タイプ【ミサワホーム】

【参照】ミサワホーム(カタログ取り寄せはこちらから)

延べ床面積:52坪。
敷地面積がそれほど広くなくても建てられるシンプルな四角い3階建てのの二世帯住宅。玄関や居住スペースなど、ほとんどの部分を各世帯で独立して生活する同一建物内独立タイプです。

1階は親世代の居室。
和風が好みという要望を取り入れて、キッチンにつながるダイニングスペースも寝室も畳の和室に。他に3帖の書斎スペースが設置されています。

2階と3階は子ども世帯の居室スペース。
玄関は外階段から入るタイプで、1階と2階をつなぐ内階段はありません。

2階はLDKと水回りを集中させた生活スペース。

3階は余計な廊下をなくして、部屋を大きくとりました。
3部屋のうち1部屋は、後から2部屋に区切れるよう、ドアが2枚ついています。

限られたスペースを最大限に活かし、2世帯の大家族でも快適に暮らせるよう工夫したシンプルな3階建て二世帯住宅です。

 

以上、50坪の二世帯住宅間取りプラン4種類をご紹介いたしました!

 

まとめ/50坪の二世帯住宅は、「各世帯でどこまでスペースを共有するか」が間取りプランニングにおいて重要

今回のまとめ

50坪の二世帯住宅の場合、玄関やお風呂などすべてのスペースを2つ用意した「完全別離タイプ」はなかなか作りづらい状況になります。
そこで、各世帯が「どこまで施設を共有し、どういった生活スタイルを目指しているか」が間取りプランを作成する上で重要になるでしょう。

各世帯がコミュニケーションを密にして、まさに「同居した暮らし」を望むのであれば、共有施設を一つにして、各部屋を広くとることができます。
それぞれのプライバシーを重視して、生活スペースを分けるとすれば、「どこからどこまでを共有にするべきか」を家族で良く話し合い、それをハウスメーカーに伝えて最適なプランニングをしてもらいましょう。

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