生活スタイルや好みに合わせて家は造られるものですが、一人暮らしということなら、それはなおさら。
音楽が好き、映画が好き、車が好き、アウトドアが好き、雑貨が好き。
住む人の好みに合わせて専用のカスタマイズを行い「自分専用の家や間取り」を作り上げられるのが一人暮らし一戸建ての大きなメリットです。
今回は、一人暮らしの一戸建てとして多い平屋の中から、自分の趣味や好みを重視した小さな家の間取りを3パターンご紹介します。
一人暮らしに最適な小さい平屋①地震に強いのに広々。一段下がったインナースペースを有効活用。
【参照】トヨタT&S建設(suumo)/(カタログ取り寄せはこちらから)
延床面積54.68㎡(16.5坪)。
一人暮らしの平屋住宅の間取りです。
地震に強いプレキャストコンクリート(PC)工法を用いつつ、その利点である柱や梁が目立たない構造を最大限に活用して、シンプルかつ開放的な間取りを実現しています。
目指したのは「コンパクトなワンルームの平屋」。
広めの玄関ポーチから中に入ると、すぐに生活の中心であるLDKに入れます。
窓は最小限に抑えられていますが、各部屋にトップライト(天窓)をつけることで、光を取り入れやすく工夫しています。
一人暮らし用としては広々としたリビングの奥には「一段下がったインナースペース」を設置し、全開口サッシで外とつなげることで、開放感もたっぷり味わえます。
スペースを活かした引き出し収納も便利。
ウォークインクローゼット、バスルーム、主寝室とすべての部屋にLDKからすぐにアクセスできるコンパクトな間取り。
主寝室にはドアをつけず、必要に応じてロールスクリーンで間仕切りができるようになっています。
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一人暮らしに最適な小さい平屋②車好きにはたまらないインナーガレージ付き平屋
【参照】木のぬくもりアシストホーム(suumo)/(カタログ取り寄せはこちらから)
延床面積80.32㎡(24.2坪)。
インナーガレージ+1LDK&収納というコンパクトな一人暮らし用平屋住宅の間取りです。
インナーガレージを設置し、そのまま玄関、LDKへの出入りが可能。
生活の中心であるLDKは、コンパクトな対面キッチンタイプ。
生活動線を短くし、LDK、寝室、バスルームへの動きは最小限に。
面積が小さい分、寝室のドアを引き戸にするなど、スペースを有効活用する工夫が見られます。
生活の中心はLDKですが、家の中心はガレージといっても過言ではありません。
こちらの家のオーナー様も車が大好きな方で、リビングにはビルトインガレージ内の車がいつでも眺められるよう、大きな窓が設置されています。
ガレージは、大切な車を風雨から守るだけではなく、盗難被害という防犯面でも大きな役割を果たします。
車が趣味という方は、ビルトインガレージ付き平屋も選択肢の一つとしておすすめです。
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一人暮らしに最適な小さい平屋③断熱性・気密性抜群で開放的な指揮を通じて暮らしやすい家
【参照】島野工務店(suumo)/(カタログ取り寄せはこちらから)
延床面積81.15㎡(24.5坪)。
木造の1LDK。一人暮らしの平屋住宅間取りです。
断熱性能にこだわった木造住宅。
季節に関係なく快適に過ごせるよう工夫がされています。
断熱性、気密性が高いからこそ実現できた自転車を置いておくこともできる広い土間玄関。
LDKとは仕切りもなく非常に開放的です。
これだけのスペースがあっても、玄関の温度差は少ないというから驚きです。
アイランドタイプのキッチンを設置して、回遊性をアップ。
広いウォークインクローゼットを備えた寝室と、そこからダイレクトに行き来ができる洗面脱衣室には部屋干しが可能な設備を設置し、家事動線をコンパクトにまとめまてあります。
小さい窓を随所に設置し、外気温の影響を受けにくくしつつ、採光と通風面も効果的に。
コンパクトにまとまった「理想の自分の城」を体現したようなムダのない一人暮らし用平屋の間取りです。
以上、一人暮らしに最適な小さい家の間取り【平屋3パターン】のご紹介でした!
まとめ/一人暮らしだからこその「自分のわがままを貫いた間取り」を実現
通常、家づくりは家族の意見をしっかりと取り入れて、誰もが満足できる家・間取りを目指します。
しかし、家族といえどそこは人間、
好みも違いますし、意見がぶつかることも多いです。
しかし、一人暮らし用の家であれば、何をしようと自分の自由!
好きな間取り、好きな設備、好きな機能をがっつりまとめて、「自分だけのわがままな間取り」を作り上げられるのが魅力です。
なんとも贅沢な家づくりが堪能できるのは、「おひとりさま」の特権ですね〜。
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