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平屋の家 間取りの工夫

サンルームのある平屋の間取り事例/隣接する部屋別3パターン【脱衣所・和室・リビング】

サンルームのある平屋の間取り事例/隣接する部屋別3パターン【脱衣所・和室・リビング】

我が家は、キッチンの横に天井から物干し竿が吊るされているサンルームがあります。
これがすこぶる便利。
サンルームなので陽当りはすこぶる良く、雨の日も風の日も、花粉が飛びまくっている春の日も安心して室内で洗濯物を干しておくことができます。

平屋のデメリットの一つが、「バルコニーがないので洗濯物干し場に困る」というもの。
その弱点をなくしつつ、家事ラクを実現する「サンルームのある平屋の間取り」を今回はご紹介いたします。

 

サンルームのある平屋①脱衣所直結型/洗う&干すが一度にできて時短家事

サンルームのある平屋①脱衣所直結型/洗う&干すが一度にできて時短家事

【参照】リーフハウス(suumo)(カタログ取り寄せはこちらから)

延床面積165.88㎡(50.1坪)。
ご夫婦+お子様1人で暮らしているサンルームのある平屋住宅間取り事例です。

こちらは広い敷地を活用した5LDKの平屋。
玄関内には、当然のごとくシューズクローク。
これは子育て世代にとっては必須のオプションです。

LDKの中央にファミリークロークがあるという珍しい間取り。
主寝室のウォークインクローゼット、和室の押入れを含め、平屋の問題点である「収納力」をカバーするように、随所に収納スペースを確保しています。
ちなみに、ファミリークロークの壁面は、テレビボードになっていて、内部に配線などをすべて収納できるという小粋な仕様となっています。

LDKはウッドデッキと隣接しており、窓からの陽光が降り注ぎます。
キッチンのうしろが短い廊下になっていて、各洋室、そして縁側月の和室へと続いています。

今回注目のサンルームは脱衣室・キッチンと直結。
洗濯機で洗ったものをすぐ隣のサンルームに干す、料理の合間に、キッチンと行き来をしながら選択をする。
家事動線を短くし、時短家事を実現した自由設計ならではの見事な間取りです。

 

サンルームのある平屋②和室隣接型

サンルームのある平屋②和室隣接型/

サンルームのある平屋②和室隣接型/

【参照】こころ建築設計(suumo)/(カタログ取り寄せはこちらから)

延床面積158.99㎡(48.0坪)。
ご夫婦+子ども2人でお住まいのサンルームのある平屋住宅間取り事例です。

勾配天井を活用することで平屋でも天井を高く、広々とした空間を作り、さらに上階に書斎付きのファミリースペースも完備しています。

玄関は家族用とゲスト用に別れた設計。
収納力も十分で、扉などはつけず開放的な空間に。

広々としたLDKはウッドデッキに面していて、視界も良好。
上部には吹き抜け、床暖房も完備と家族団らんを過ごす場所としては、最高の空間です。

キッチンはリビングと庭が見える位置に設置し、背後にはパントリー。
すぐ後ろが洗面室、脱衣室につながっているので、家事動線も抜群です。

和室はリビングとの続き間になっていて、そこにサンルームを設置。
和室にも室内干し用のハンガーがあり、サンルームとの入れ替えが簡単に可能になっています。

お客様用として考えてつくった和室については、普段は家事スペースなどとして利用することができますし、お客様の目からも遠ざけやすいので、サンルームの設置先としては最適と言えるでしょう。

 

サンルームのある平屋③リビング回遊型/LDKと寝室の両方からアクセス可能

サンルームのある平屋③リビング回遊型/LDKと寝室の両方からアクセス可能

【参照】専門職組合(suumo)/(カタログ取り寄せはこちらから)

延床面積99.59㎡(30.1坪)
ご夫婦でお住まいのサンルームのある平屋住宅間取り事例です。

50代となって、将来を見据えて家づくりを始めたご夫婦がたどり着いたのは、オール引き戸でストレスのない生活動線が工夫された平屋でした。

こちらは北海道の住宅のため、玄関前にはポーチを設置。
シューズボックス備え付けの玄関、ホールを抜けると洋室2つとトイレ。
さらにLDKへとつながります。
キッチンを壁付け型にすることで、リビング・ダイニングスペースを広くとることができています。

洗面室・お風呂はリビングから直結。
気になるサンルームはリビング、そして隣接する主寝室の両方から出入りができるので、回遊性が高くなっています。
主寝室側にもトイレがあり、移動距離を短くして、生活動線をコンパクトにする工夫が施されています。

洗濯物をリビングからサンルーム運んで干し、取り込んだ洗濯物を寝室で畳んで、隣接するクローゼットにしまうというスムーズな流れができあがっています。

 

まとめ/サンルームを「どこにつけるか」が重要

matome

サンルームが、家事ラクにつながる有効な設備であることは間違いありません。
普段、家事をされている方ならわかると思いますが、作業工程が多く、持ち運びがかさばる、重い、手間のかかる洗濯は家事の中でも重労働です。

その洗濯を効率よく、手早く完了するためには、家事動線を短くして動きやすくすること、天気にかかわらず安全に使える洗濯物干し場を確保すること、この2点が重要になります。

サンルームを設置する上で大切なポイントが「どの位置に設けるか」です。
和室の隣にするのか、リビングと直結にするのか、はたまた脱衣所の隣か。
その位置によって、家事動線も異なりますし、使い勝手も変わります。
リビングから近いのは良いけれど、お客様から洗濯物が丸見えというのも困ります。

その他の要望と合わせて、最も効率よく活用できる位置を見定めつつ、間取りを作っていきましょう。

 

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