平屋の家

住みやすい平屋の間取りをつくるために重要な4つのポイントまとめ

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住みやすい平屋で重要な4つのポイントを踏まえた間取りの作り方

最近、注文住宅で人気となっている平屋建て。

コンパクトな間取りで使いやすく、ワンフロアなので生活動線、家事動線をシンプルにまとめやすいのが特徴。

核家族化が進み、夫婦+子ども一人or二人という生活スタイルが増えている現代では「部屋がたくさんあって広すぎる2階建て」は、使い勝手がよくないという意見も多いようです。

また、「一生結婚しないお一人様」や「子どものいない夫婦のみ世帯」にも平屋建ては人気。さらに、子育てを終え、子どもたちが巣立った後のセカンドハウスとして、平屋を選ぶというシニアの方の問い合わせも増えているそうです。

そんな平屋建てを「より暮らしやすく快適にする」ためには、やはり間取りの段階で自分たちの生活スタイルや、将来設計を見越した工夫を入れ込んでいくことが重要です。

このコラムでは、「それぞれのライフスタイルにあった、暮らしやすい平屋の間取りプランを考える上で重要な4つのポイント」について解説いたします。

その4つのポイントとは

  1. 家事動線を整える【洗濯物干し場をどうするか】
  2. 隙間スペースを有効活用して収納たっぷり
  3. 平屋だけど「平面」だけでなく「縦方向」も考える
  4. 大人の住まう家だから「プライベート空間」も重要

です。

 

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平屋を建てるポイント①家事動線を整える【洗濯物干し場をどうするか】

平屋はワンフロアで完結するシンプルな構造なので、生活動線や家事動線を整えやすいというメリットがあります。

特に奥様にとっては、家事動線をしっかりと整えた「ラク家事間取り」がどうかは、今後の生活の「クオリティ」を左右する重要なポイントです。

家事動線を整える重要ポイントは、やはり水回りを一つにまとめるということ。

奥様の主戦場であるキッチンとパントリー、洗面所、バスルームをひとかたまりにして、スムーズな移動ができるようにすること。これ、重要です。

そして、ここからが必須メモポイントですが、家事の中でも重労働で有名な「洗濯」は、洗面所に脱いだ衣服を集め、洗濯機で洗った後、「干す」という作業が残っています。つまり、洗濯をした後の洗濯物を「干す場所」についても、家事動線の中に含めて考えなければならないということです。

そのためには、洗濯物干し場をどうするかが重要です。

答えは簡単「サンルームやウッドデッキを間取りプランに追加する」です。

【間取り事例①】お風呂・脱衣所・クローゼット・サンルーム(物干し場)を直結したラク家事平屋

【間取り紹介①】お風呂・脱衣所・クローゼット・サンルーム(物干し場)を直結したラク家事平屋

参照:茨城セキスイハイム(カタログ取り寄せはこちらから)カタログ取り寄せはこちら(記事LP)

お風呂、洗面所、クローゼット、そしてサンルームが一直線になったラク家事平屋間取りです。

サンルームですので、雨の日でも、風の日でも、洗濯物を気兼ねなく干すことが可能です。

【間取り事例②】広いウッドデッキ(テラスリビング)を活用したラク家事平屋

【間取り紹介②】広いウッドデッキ(テラスリビング)を活用したラク家事平屋

参照:住友林業の家(カタログ取り寄せはこちらから)カタログ取り寄せはこちら(記事LP)

ダイニングキッチンを挟んで、お風呂と脱衣婆、物干し場であるウッドデッキ(テラスリビング)と洗濯物をたたむ作業場となる和室が隣り合っているというラク家事間取りです。

広々としたテラスリビングの上にひさしを作り、そこに物干し竿が置けるようにしておけば、干すのも取り込むのも手軽です。

平屋を建てるポイント②隙間スペースを有効活用してたっぷりの収納をつくる

平屋建ては面積が狭いですので、2階建てより使えるスペースは少ないですし、当然、部屋数も少なくなります。

子ども部屋やリビングなどは、なるべく大きくゆったりしていた方が良いので、間取りプランを作る時もそういった要望を出します。しかし、間取りが完成して愕然としてしまうのは「あまりにも収納スペースが少ない」という衝撃の事実です。

人間が暮らすスペースを大きくすれば、それだけ「モノを置く=収納スペース」は狭くなります。しかし、そこのバランスをしっかりとっていかないと、結果的に「住みにくい、暮らしにくい平屋」が出来上がってしまう訳です。

その対策としては、各部屋ごとなど小さくても、各部屋になるべく収納スペースを作ること。そして、ウォークインクローゼット、ロフトなどを活用し「ある程度まとまった荷物をおける収納庫」を確保しておくことです。

【間取り事例】ウォークインクローゼット、和室、ロフトもついて収納充実!3LDKの平屋(29.5坪)

子育て真っ最中家族が楽しく暮らせる3LDK平屋の間取り5プラン

参照:富士住建(カタログ取り寄せはこちらから)カタログ取り寄せはこちら(記事LP)

メインの寝室と子ども部屋にそれぞれ広めのウォークインクローゼット、そして、LDKに接続する和室は収納部屋としても利用可能です。

さらに6帖のロフトをつけることで、収納スペースをさらにプラスした「収納力のある平屋」の間取りプランです。

平屋を建てるポイント③ロフトなど「縦方向」も考えて間取りを考える

「平屋」というと平らな家というイメージかも知れませんが、屋根の形をいろいろと工夫することで、「縦方向」にも空間を生み出すことが可能です。

よくあるのが「片流れ」の屋根(片側が高く、斜めに傾斜が出来ている屋根)を使い、平屋なのに「プチ二階」とも言うべき、プラスアルファの空間が設けられている平屋です。

平屋では基本的に使える面積は限られますので、「縦方向」の空間は重要なポイント。

特に設置しやすいロフトは、「平屋の縦方向スペース」を考える上では、絶対に取り入れたい間取りの工夫といえるでしょう。

【ロフト付き間取り事例①】小屋根裏がついた2LDK平屋の間取り(28.3坪)

【子どもなし】夫婦でゆったり暮らす2LDK平屋の間取り厳選5事例

参照:セキスイハイム(カタログ取り寄せはこちらから)カタログ取り寄せはこちら(記事LP)

様々な用途でつかえる小屋根裏がついた平屋のプラン。

ご夫婦での二人暮らしはもちろん、夫婦+子ども一人の3人暮らしでも十分に対応できるコンパクトな平屋の間取りです。

【ロフト付き間取り事例】ひろーい屋根裏収納がついた3LDK平屋の間取り(36.8坪)

子育て真っ最中家族が楽しく暮らせる3LDK平屋の間取り5プラン
子育て真っ最中家族が楽しく暮らせる3LDK平屋の間取り5プラン

参照:トヨタホーム(カタログ取り寄せはこちらから)カタログ取り寄せはこちら(記事LP)

こちらは4人家族にも対応した広々とした開放的な平屋の間取り。

居住スペースは、ゆったりとしていて、生活動線、家事動線もしっかりと考えられています。

各部屋に収納はありますが、やはり注目はロフトの小屋根収納。季節モノなどを置いておくには、これくらいのスペースが間違いなく必要です。

平屋を建てるポイント④大人の住まう家だから「プライベート空間」も重要です

子育て中で平屋を希望する方の場合、将来を見越して「平屋にしよう」という決断をしている場合も多いです。

子どもが巣立った後の生活を考えると、部屋数の多いすぎる2階建ては暮らすにも、掃除などのメンテナンスをするにしても、大変なことが多いです。

平屋であれば、コンパクトに暮らせるし、階段で二階に上がる必要もない。これは、子どもが成人した後の長い長い夫婦の暮らしを考えた場合、「悪くない選択」だと思いませんか?

【夫婦で暮らす間取り事例】セミ分離型寝室を採用した2LDK平屋の間取り(40坪)

【子どもなし】夫婦でゆったり暮らす2LDK平屋の間取り厳選5事例

参照:三井ホーム(カタログ取り寄せはこちらから)カタログ取り寄せはこちら(記事LP)

この間取りの大きな特徴は寝室が2つあり、それぞれが個室として仕切られた「セミ分離型寝室」であるということです。

「夫婦の寝室は一緒」というのは、必ずしも常識ではありません。お互いのプライベートも重視して、同じ家の中に住んでいても自分ひとりの時間が過ごせるスペースをお互いに持つ(旦那様の書斎だけあるのとは違う!)。

これは別に夫婦仲が悪いというわけではなく、お互いのことを理解し合い、尊重し合う夫婦だからできる新しい「愛の巣のカタチ」ではないかと思います。

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