平屋の間取りも、土地の形や大きさ、希望によって大きく変わります。
今回は、広めの敷地や庭、ウッドデッキなどとのつながりを活用した平屋におすすめの「長方形・30坪の間取り」を3パターンご紹介します。
長方形の平屋間取り【30坪】事例①勾配天井を活用した開放的なLDK
【参照】積水ハウス(suumo)/(カタログ取り寄せはこちらから)
延床面積110.75㎡(33.5坪)。
ご夫婦とお子様3人でお住まいの長方形の平屋間取りです。
玄関には子育て世代の必須アイテム「土間収納」。
さらにホールにも納戸を設け、出入り口付近の収納力は抜群です。
トイレは玄関側と主寝室側に2つ設置。
平屋建てでもトイレを2つ設置する間取り、増えていますね。
長方形の間取りの中央に廊下があり、LDKと居室を分けています。
LDKは勾配天井を活かした吹き抜けで開放的に。
カウンター付きの対面キッチンは、すぐ後ろに家事室があり、脱衣室、浴室とつながっていて、家事動線は抜群です。
2つの洋室にそれぞれクローゼット付き。
主寝室にはウォークインクローゼットがつながっています。
勾配天井を活かしたロフトへ向かう階段の下にも収納を設け、平屋建てで問題になりがちな「収納の少なさ」をカバーしています。
【参照】積水ハウス(suumo)
長方形の平屋間取り【30坪】事例②玄関から生活動線を整えた暮らしやすい平屋
【参照】アイフルホーム(suumo)/(カタログ取り寄せはこちらから)
延床面積116.50㎡(35.2坪)。
ご夫婦とお子様2人でお住まいの長方形の平屋間取りです。
長く住むことを考えて選択した平屋。
室内は、御婦人の好みでアジアンリゾートテイストに統一されています。
玄関を入って、右に進むのがお客様用。
左側は家族用で、シューズクローゼットを完備しています。
また家族用は洗面室に直結する動線になっていて、帰宅後すぐにうがい手洗いをする習慣づくりに役立っているとか。
カウンター付きの対面キッチン。
リビングダイニングとキッチンのゾーニングがはっきりとしていて、食事ゾーン、くつろぎゾーンの差別化が明確です。
キッチンから洗面脱衣室への動線も完備されているので、家事がはかどる間取りと言えるでしょう。
琉球畳を使って、リビングとイメージを一新した小上がり畳コーナーもおしゃれ。
LDKの奥がプライベートスペースになっていて、主寝室と洋室2つ、トイレを設置。
トイレは、こちら一箇所だけになっています。
長方形の平屋間取り【30坪】事例③広い庭につながるL字型+テラスの平屋
【参照】ユニバーサルホーム(suumo)/(カタログ取り寄せはこちらから)
延床面積101.27㎡(30.6坪)。 ご夫婦とお子様1人でお住まいの長方形の平屋間取りです。
全体的に長方形ですが、テラスを囲むL字型とも言える間取り。
玄関には大きめのシューズクローク付き、ホールから和室、LDK,洋室、洗面室と様々な部屋にアクセスできます。
小上がりの和室も含めると広々といsたLDKが登場。
テラスからの陽光が降り注ぐ、明るいリビングです。
L字型部分を活用して、キッチンをレイアウト。
大きなカウンターを備えたペニンシュラキッチン、吊り戸棚と奥様の好みが反映された開放的なスペースになっています。
以上、長方形の平屋間取り3パターンのご紹介でした!
まとめ/庭の使い方によって形も変わる/長方形=眼の前に広い庭、コの字型
敷地が広く、隣の家との間隔も空けられるなら、長方形の平屋にして、リビングから目の間に広がる広い庭やテラスというレイアウトが可能です。
逆に、住宅地で周囲の目が気になるということなら、コの字型の平屋にしてプライベートスペースを中庭に作るという間取りもおすすめです。
プライベート空間をどのようにして作るかというのが、大きなポイント。
家を建てる土地がどのような立地にあるか、周囲の環境はどうかなど、様々な条件が関わってきますので、「間取り」という細部だけではなく、住環境を含めて「俯瞰の目」で広く見ることも重要です。
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