セキスイハイムの特徴。ユニット工法の安定品質と高い耐震性が魅力

セキスイハイムは、日本を代表する化学メーカーである積水化学グループの住宅ブランドという位置づけにあるハウスメーカーです。

セキスイハイムの家の特徴は工場で生産して組み立てるユニット住宅

セキスイハイムの建てる家は、ユニット住宅と呼ばれるタイプです。
現場に資材を持ち込み、そこで加工をして組み立てていくのではなく、工場で製造された「ユニット」という建物の部品を運び入れ、そのユニットを連結させて家を組み立てるという工法です。

メリットとしては

といったものがあげられます。

ユニット工法は他に、トヨタホームなども採用しています。

セキスイハイムといえば鉄骨づくりの家が主流ですが「グランツーユー」シリーズなど木造系の家も取り扱っています。
私が現在住んでいる家は、セキスイハイムの木造系２階建てです。

セキスイハイムで家を建てるメリットは、安定した品質・早い工期・高い耐震性・開放的な間取り

ユニット工法は、家を建てる工程の約80％は工場内で行われます。
コンピューター制御など、高い技術が活用された工場での生産ですので、安定した品質が確保しやすくなります。
また、ほとんどの作業が屋根のあうる工場で行われますので、一般的な住宅工事で問題となる「雨や悪天候による影響」を受けることがありません。
そういった理由もあり、工期が早く、だいたい３ヶ月程度で完成するのが一般的です。

メリット①強靭なボックス構造を採用しているので耐震性能が高い

もともと強靱なボックス構造は、耐震性に優れています。
セキスイハイムはそれを「シェルターのように頑丈」と表現しています。
セキスイハイムのボックス構造は、地震の揺れをしなやかにかわして、衝撃を分散させるというイメージ。
その効果を最大限に生かせるのが、セキスイハイム得意のボックスラーメン構造という訳です。

メリット②居住空間の広さや大きな窓など、開放感ある間取りが実現できる

ユニット工法のボックス構造は、耐久性を強化するための余計な柱や壁が不要になります。
そのため、ひとつながりの広々とした空間を作ったり、大きな窓を並べたりといった開放感のある間取りを実現できます。

メリット③大手ハウスメーカーの安心感、60年保証・サポート体制も充実

セキスイハイムは60年の長期サポート。
担当者によって、定期検診が行われます。

地域ごとにトラブルが起きた場合の窓口が決められており、家の問題、設備の故障など、とりあえずそこに連絡をすれば、解決に向けて動き出します。

セキスイハイムで建てる家のデメリットは、リフォーム業者の選定や間取りの自由度が低いこと

セキスイハイムは60年の長期保証が示している通り、「長く住める」ことが特徴の一つです。
そのため、リフォームをしながら、世代を渡って住み続けるということも多く、積極的にリフォームを勧めているメーカーでもあります。

リフォームは、セキスイハイムのリフォーム部門がすべて手がけてくれますので、利便性という点でもメリットがあるのですが、「セキスイハイム以外のリフォーム業者や建設業者」がリフォーム工事を行うことは基本的にできないと考えて良いでしょう。
セキスイハイムの家を知り尽くした専門家に工事をしてもらえるのはメリットですが、他業者とリフォーム内容や価格を比較して、施工業者を選ぶということはできません。

デメリット①狭い土地での工事が苦手

工場でユニットをくみ上げ、それを大型トラックで現場まで運び、クレーンでつり上げて組み立てるという工程ですので、狭い土地、周辺道路が細い場所などでは施工ができなかったり、別途費用がかかったりする可能性があります。

デメリット②間取りの自由度は低め

形が決まっているユニットを組み上げていく工法なので、間取りの自由度が高いとはいえません。
様々な制約を受ける部分もありますので、「ここをこうしたい」という細かい要望には対応できない場合もあると思います。

ただ、サンプルの間取りプランとして提案されている間取りは当然再現できる訳で。
ホームページやカタログで紹介されている間取りプランに魅力を感じる方にとっては、大きな問題はないでしょう。

セキスイハイムの家をおすすめするのはこんな人

もちろん、セキスイハイム以外のハウスメーカーもしっかりチェックして、一生に一度の家づくりを任せられるパートナーを選んでくださいね！

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