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ローコストで平屋は建てられるのか?富士住建の間取りプランで検証!

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富士住建。ローコストで建てる平屋建てとは?

参照:富士住建ホームページ

平屋建て住宅が密かな人気です。核家族化が進み、夫婦+子ども一人というご家庭も多いですし、子どもが巣立って夫婦のみになり平屋での建て替えを考えるというシニアの方もいらっしゃいます。

平屋の人気が高まっているのは、各ハウスメーカーがこぞって「平屋プラン」をラインナップに加えていることからも明らかです。ただ、平屋住宅の問題は昔から「二階建てを建てるより坪単価が割高になる」という点。

リーズナブルな価格が特徴の「ローコスト住宅のハウスメーカー」では、平屋住宅は建てられないかも?と思っている方も多いかと思います。そのあたり、実際どうなっているのかを埼玉を中心に首都圏で「完全フル装備の家」としてローコストの優良住宅を手がけている富士住建を例に調べてみました。

新築一戸建てを安く建てる方法

【間取り紹介】ローコスト住宅のハウスメーカー「富士住建」が建てる平屋住宅

富士住建といえば、あらゆる装備やカーテン、クーラー、太陽光、などもろもろなんでもついてきて、家が建ったらそのまま住めるくらいに充実している「完全フル装備の家」がウリのハウスメーカーです。

富士住建では平屋専用のプラン「HIRARI」を用意しています。もちろん、完全フル装備で完全自由設計という基本は変わりません。ハイグレードな装備・設備はそのままに、利便性の高い平屋住宅を富士住建の施工で実現する。それが、このプランの最大のメリットです。

このように、ローコスト住宅といわれるハウスメーカーでも、平屋住宅を建てることは可能です、まったくもって問題ありません。

間取り例1:28.5坪 3LDKの平屋住宅

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28.50坪で3LDK+シューズクロークという間取りです。玄関を入ると、右側に大きめのシューズクローク。このように、玄関にちょっとした物入れがあると非常に便利です。我が家にもあります。これ、ぜったいにオススメ。

ホールからは和室とリビング両方にアクセス可能です。和室は将来子供部屋になるのか、それとも両親との同居部屋になるのか。

LDKは23帖と広々。変則的な対面キッチンになりますが、できた料理をすぐにダイニングに持っていく、食べ終わった食器をキッチンに戻すという作業はスムーズに出来そうです。寝室は2つありますが、すべてリビングからアクセス可能。

このように見ると、平屋建ては一戸建てというより、どちらかというとマンションに近い感じの間取りになります。無駄な廊下が少ない分、ワンフロアに様々なものが集中し、家族の距離は近づきそうです。

キッチン横にはドアがついていて、洗面所やトイレにすぐ行けるようになっています。家事動線という観点では重要かもしれません。

間取り例2:25.75坪 シンプルな3LDK平屋住宅

こちらは二人暮らしのシニア世代をメインターゲットにしたシンプルな平屋の間取りですが、子どもがお一人ならば、十分に3人暮らしも可能です。

平屋の問題はやはり床面積が少ない分、居住用のスペースだけで埋まってしまい、収納力が落ちてしまうという事でしょう。この間取りであれば、洋室の一つをウォークインクローゼットのように利用すれば、収納問題は解決してしまいます。

平屋の場合、二階のベランダに洗濯物を干すということができませんので、干場は一階になります。LDKの横に庭を作り、ウッドデッキなど用意すれば、洗面所からの家事導線も良くなり、便利ですね。

やはりデメリットは価格。ローコスト住宅だけど、坪単価は割高に

富士住建の場合、自由設計ですので間取りは基本的に自由に決められます。その点は二階建てと同じですが、坪単価の部分ではやはり割高になってしまいます。

富士住建の間取りと見積もり

こちらは、富士住建の参考間取りプランにある平均的な35坪の二階建て住宅。

諸経費など細かい費用は別として、こちらの本体価格1778.1万円を面積で割って単純な坪単価を計算してみると51.5万円です。

対して、こちらの平屋住宅。1383.2万円を25.75坪で割ってみると坪単価は53.7万円となります。

2.2万円/坪の差があります。この価格差をどう考えるかで、「こだわりをもって平屋にするか、それともやっぱり二階建てにするか」変わってきますね。

一戸建て住宅の総合力を考えれば、やはり二階建ての方がいろいろ使い勝手がよく、つぶしが効くのは当然です。それでも、それはわかっているけど「私たち家族は平屋の家に住みたいんです!絶対に!」という方が、実際に平屋住宅を建てられるんでしょうねえ。

最近は、平屋住宅の屋根の勾配を利用して、ロフトや一部を二階建てにするプランもあるので、そういったもので調整してあげると、より「理想的な平屋住宅」が出来上がると思います。

もし、予算はたっぷりあるから快適な平屋が良い!という場合は、50坪の平屋を検討するのが良いでしょう。

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まとめ:ローコストでもいける!平屋こそハウスメーカーのプランや対応力で仕上がり・費用に差が出る

コンパクトなライフスタイル、階段を使わないことによる動線のメリットや将来を見据えた家づくりを考えると、「平屋」という選択肢は非常に魅力的なものです。

問題は、高くなりがちな費用と、自分たちのライフスタイルにあった「長く快適に過ごせる平屋の間取り」を作るのはなかなか大変だということです。この部分は、ハウスメーカーの実力やクオリティ、企業努力がかなり反映されてくる部分ですので、「平屋の家が得意なハウスメーカー」をしっかりと見極めて、選んでいくことが重要です。

ローコスト住宅のハウスメーカーだから、平屋は無理!ということはありません。ハウスメーカーによっては、平屋に力を入れている会社、そうでない会社がはっきり分かれますので、カタログ取り寄せや資料請求などを効果的に活用して情報収集を進めていきましょう。

確かに平屋は一般的な二階建てに比べて割高かも知れませんが、あなたが住みたい理想のマイホーム=「平屋住宅」なのであれば、諦めずにチャレンジするべきです。ハウスメーカーとのやり取りの中で、コストダウンをする方法はいくらでも見つかります。しっかりと資料を集めて、コミュニケーションをとってハウスメーカーを比較し、信頼出来るパートナーを探してください。

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